『2023ブリティッシュGP モトGP FP1リザルト』
★8月4日(金)、ブリティッシュGP モトGPクラスのPRが行われた。
★雨は降っておらず、午前より気温もやや上がり、風も弱まっている。なお、明日の予報は雨である。
★今回から同セッションの結果のみで予選1・2の振り分けが決まるため、ラスト15分はタイムアタック合戦となった。
★予選2ダイレクト進出は以下の選手である。
兄エスパルガロ、マルティン、ビンダー、ヴィニャーレス、ザルコ、バニャイア、ベッツェッキ、ミラー、マリーニ、弟マルケス
★アプリリア
首位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。1’58”183。サプライズ。同セッションは全体的に好調で、ペースも良好。ドライレースならば、勝負に出られそう。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは4位。ペースは最高。セッション序盤に最終コーナーで転倒し、精神的にやや落ち込んだ模様。しかし、その後、リズムを上げていった。
14位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは17位(2022年はKTMテック3所属)。
★ドゥカティ
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。+ 0”671。最後までPP最有力候補だった。ペースは良好。勝負に出られそう。
チームメイトのヨハン・ザルコは5位。
6位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。ペースは良好。タイムアタック中、バスティアニーニ(チームメイト)のせいで失速。バニャイア選手は不満だったようで、最終出走の前にダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)に同件について訴えていた模様。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは15位(2022年総合3位)。ペースも悪い。
7位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは9位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
10位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは16位。
★KTM
3位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。+0”715。サプライズ。ビンダーとKTM機から目を離すな…と言った感じ。ビンダー選手はレース本番の方が調子が上がるため、好結果を出しそう。
チームメイトのジャック・ミラーは8位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。土・日曜日が雨ならば、ミラーから目を離すな。特にスプリントがウェットコンディションならば、最速になるかもしれない。
19位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは21位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ヤマハ
11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは12位(VR46ライダーズアカデミー)。
※どちらもトップ10入りできず。
★ホンダ
13位位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。身体コンディションに問題があるように見え、特に片足の調子が悪そう。セッション全般で後方を走り、ラスト6分で新タイヤに履き替え、1回だけタイムアタックを行っていた。身体的にそれ以上は無理と言った様子だった。いつものマルケスらしくなく、慎重な抑えた走りで、まるで諦めてしまったかのようにも見えた。
チームメイトのジョアン・ミールは18位(2022年はスズキファクトリー所属)。
20タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。ホンダ勢で唯一、新カウルを使用。
チームメイトのイケル・レクオナは22位。最下位。アレックス・リンス代役(※次のオーストリアGPも復帰は難しい)。
『2023 ブリティッシュGP モトGP PRリザルト』
(Photo:Motogp.com)
後半戦始まったかー。
バスティアニーニは今期は無理ですかね。
調子戻すのは最後の方か。
ミゲル、残念な移籍になるのかなぁ、ほんと残念。
アプリリアの2人かビンダーに期待ですね。
じゃなきゃまたドカだらけになっちゃう。