『ジャーヴィス:プライベートチームにVR46を口説くのは難しすぎるのでは?』
★8月12日、伊サイト『Gpone』が、ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)のインタビュー内容を一部公開した。
★最近、アプリリアレーシングのマッシモ・リヴォラCEOが、
「テスト回数が少ない現在、8選手参戦させているドゥカティはあまりにも有利だ。ドゥカティのテスト回数を減らすべきではないか?」と提言している。
ジャーヴィス氏は同意見に賛同しつつも、ドゥカティ機の戦闘力やドゥカティのマシン供給能力の高さは認めている。
★ジャーヴィス氏のインタビュー抜粋。
【なぜドゥカティ機の戦闘力は高いの?】
「レギュレーションの隙をつくのが上手いからでしょうね。
8選手参戦は多すぎますけどね…6選手でもけっこうなものでしょ。
現在のレギュレーションや、スプリント導入でデータを大量に収集できるため昨今のコンピューターの能力を借りれば物凄いメリットでしょう。
もちろん、うちもプライベートチームをまた持てるよう動いている最中ですけどね。」
【やはり、ヴァレンティーノ・ロッシのVR46チームを口説いているのでしょ…】
「VR46とのコラボ活動はけっこうしてますからね…テクニカルパートナーでもあるし、モト2プロジェクトには『ヤマハ・ジャパン』が出資もしているし。しかも、ヴァレはヤマハのブランドアンバサダーなんですから。
現在、VR46チームはプライベーターNo.1だと言うことを置いておいても、うちにとってはヴァレのチームと組むのは意味が深いですからね。しかも、優秀な選手が揃っているし!」
【ただ、VR46チームを口説くのは最難関だと大勢が思っているが…】
「まずは戦闘力の高いマシンを用意し、興味を引くような条件を提示しなければ。
理想的なシナリオとしては第1希望はそこなんですが、ただ、常に第2希望も考えてますよ。」
【ロッシ元選手と直接話してみたの?】
「VR46のメンバー全員と直接話し合っているし、ヴァレともコンタクトを取り続けています。
ヤマハ機の戦闘力が上がれば、うちに対しても門戸を開いてくれるようなんでね。ただ、今はまだ時期尚早でしょう。」
★同インタビューからの抜粋記事は以下のとおり。
・『なぜミルではなくリンスを選んだのか?』
・『ホンダがクアルタラロを狙っている…』
・『マルケス加入もあり?V4エンジンに変更もあり?』
・『モトGP撤退など根も葉もない!ヤマハに迷いはない!!』
・『いつ頃、マシンは改善されるの?』
(参照サイト:『Gpone』)
ロッシが「マルケスは僕の座を奪いたかった」って言った話は、note『2023 ロッシ&マルケス近況まとめ』でどうぞ!
ケニー・ロバーツだってプロトンに鞍替えしたくらいだから、逃がした魚は…になりますよ。
理想は1メーカー4台。
6メーカーで24台でしょうね。
ただ、スズキが撤退した今あと1メーカーが可能性的に考えてもカワサキかBMWってとこが問題。
ドゥカティを4台にして空力パッケージに制限(ウィング廃止)をかけないと面白いmotogpは帰ってこないと思われる
日本メーカー贔屓の人には今は厳しいけど、数年前のドカを見たら逆転しただけかと思います。レギュレーション云々はあるかもしれませんが、ジジさんのような優秀なエンジニアを育てるか探すしかないのではないですか?本田宗一郎がいたら「みんな同じ条件だろう!」と怒られそうですよね。