『シモンチェッリ:バスティアニーニ事故に感謝…おかげでペッコが助かった』
★9月3日、カタルーニャGP モトGPクラス決勝の第1ラップの第1コーナーでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が転倒し、ザルコ/ベッツェッキ/弟マルケス選手らを巻き込んでの多重クラッシュとなった。
その直後、第2コーナーでフランチェスコ・バニャイアがハイサイド転倒し、レースはレッドフラッグで中断された。
★バニャイア選手に骨折はなく、複数の打撲傷で済んだが、7日(木)にメディカルチェックを受け、8日から始まるサンマリノGP参戦の可否が決まる。
★バスティアニーニ選手は左くるぶしと左手指を骨折し、4日夕方に手術を受け、サンマリノ・インド・日本の3GPを欠場して完治を目指す。
なお、サンマリノGPでドゥカティはバスティアニーニ代役を立てず、インドGPからミケーレ・ピッロ(テストライダー)が代役を務める。なお、ピッロテストライダーはサンマリノGPに、ワイルドカードの方で参戦が決まっている。
★故マルコ・シモンチェッリ選手の父パオロ氏が、『sic58squadracorse.it』に次のように記した。
「私としては、バスティアニーニがミスしたことに感謝すべきだと思っている。おかげで、ペッコ(バニャイア)があんな凄まじい事故に遭っても、重傷を負わずに済んだのだから。
あの時、ペッコは先頭を走っていて…バスティアニーニがああ言う形でトップグループの人数を間引いてくれてなかったら、ペッコが2度轢かれる可能性はかなり高くなってただろう。」
★なお、パオロ氏の息子である故マルコ・シモンチェッリ選手は、2011年マレーシアGP決勝戦中に転倒し、後続していたヴァレンティーノ・ロッシおよびコーリン・エドワード元選手と衝突して亡くなっている。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
多重クラッシュは本当にマルティンだけのせいなのか?って話は、note『2023 オーストリアGPまとめ』でどうぞ!
ペッコのは単独なので確かに…
確かにシモンチェッリのシーンを思い浮かびました
最近日本人ライダーの訃報が続いてるけど何故か同時期に起こるんだよねぇ
ペッコは幸運だったね
ペッコの身体が高速でグルグル回転してたからどこを複数回轢かれてもおかしくなかったですしね
足側でビンダーのみ接触に終わってなおかつ骨折無しは不幸中の幸い×3でした
中継を見てて久々に「ヤバい!」って思ったシーンでした。
このところ続いている死亡事故と比較しても、今回最悪の結果にならなかったのは“運”だけのようにも思えます。
エアバッグ等でライダーの安全確保は上がっていると思うけど、首回りの保護も何とかしたいですね。
なんという刺激ワードを…と初見の印象だったが、なるほど 深堀りするほど新たな課題が見えてくる。 ここのところ、特に日本人ライダーの不幸が続いてるので、運が悪いとか運命とかそういう情念的にならずに、目を背けずに安全性に取り組んでほしい
不幸中の幸いでしょ
https://www.riteway-jp.com/pa/hovding/hovding.html
こんなのは結構昔からあるので、
今のエアバッグシステムに首回りを保護するものを付けるのってそんなに難しくはなさそうだけど。
良いものが出てきて欲しい。