MotoGP

クアルタラロ『僕の座を狙う…ギラギラしたプライベート選手がいない…』

『クアルタラロー:僕の座を狙う…ギラギラしたプライベート選手がいない…』

★9月8〜10日、サンマリノGPのモトGPクラスで、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選13位、スプリント13位、決勝13位だった。現在、総合11位である(85ポイント)。

★クアルタラロー選手が、西サイト『Motosan.es』の9/13付けインタビューで次のように話した。

【今でも速い走りはできるの?】
「もちろん…忘れたりしませんよ。今シーズン前半に関しては、全然良いとこなかったですけどね。楽しいどころか…悪夢でした。
今年は序盤が大変で…とにかく、ずっと自問自答し続けてたんですよ。『僕は今でも速く走れるのか?』ってね。
操縦の仕方やこれまでのデータを見れば、自分に何が足りないのか分かるものでしょ…僕の場合は、もちろん、操縦はOKなんだけど、とにかく、足りないものだらけなんです。
操縦面で何が足りないか、マシンに関して何が足りないか…そう言うのはデータを見れば一目瞭然ですからね。ライダーとしても感じられることだし、とにかく、コンピューターにもはっきり出ることなんだから。」

【当初、トップスピードが改善されたと言ってなかった?】
「時速1〜2キロは上がったけれど、問題は他のメーカー機も同じぐらい…もしくは、それ以上になってるってことなんですよ。うちがエンジン面でちょっと良くなっても、他も良くなってるんです。
だからこそ、僕は『リスクを負ってでも、大きく変えていくべき』と言ってるんです。僕が思うに、ヤマハはエンジンに関し、他のメーカー以上に余力があるはずなんです。他は既に時速10キロも速いんだから。
(スズキ時代の)リンスがディ・ジャンナントニオを直線コースで抜く映像を見たんですが…(リンスの方が)スピードは上だったんですよね。
確かに、現在のモトGP機はもっと強い走りになっているけど、でも、スピードに関して、うちは去年のスズキ機に遠く及ばないんです。」

【プライベートチームなしが、大きく影響している?】
「2020年が、ヤマハのプライベートチームが強かった最後の年なんですよ…僕とフランキー(モルビデッリ)がプライベーターだった時で、あの年はファクトリーチームよりも速かったんですから。
その後、僕がファクトリーに移籍し…2021/2022年は助けになってくれなかったでしょ。
とにかく、できるだけ速く走りたくてウズウズしているプライベート選手2名が…僕のファクトリーシートを狙っているような選手2名がいてくれたらねぇ。
僕が『ヤマハペトロナス』に居た時は、とにかく勝ちたくって…ファクトリー機に乗りたくってギラギラしてたんですから。それが一番の目標じゃないですか。
でも、ドヴィツィオーゾやヴァレンティーノ(ロッシ)のようにキャリア終盤の選手だと、もうそう言う感じではないでしょ…10年前のようにはギラギラしてないものでしょ。
それは仕方がないことだから。とにかく、若手選手2名が僕のシートを狙ってギラギラしてたら、こっちだってもっと速く走ろうって気になるじゃないですか。」

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

日本メーカーに復調の兆しが見えたのか?って話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. プランを選ぶだけ より:

    マシンがそれじゃあシート狙うも何もないんじゃないですかねぇ

  2. いち より:

    スポンサー的に帽子を後ろにかぶって大丈夫なんだろうか。

  3. ジジィ鑑賞勢 より:

    今期は基本ホンダと下位を争ってる
    体たらくだから若手はキャリアが終わるの
    嫌って択に入らないでしょ

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