『チャバッティ:2024年にマルティンがファクトリー昇格する可能性はある』
★11月11日(土)、マレーシアGPでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が午前セッション(FP2)6位、予選3位、スプリント4位だった。現在、総合19位である(※首位と345ポイント差)。
★なお、ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)は午前セッション(FP2)10位、予選2位、スプリント2位だった。現在、総合2位に就いている(※首位と11ポイント差)。
★予選中、TV画面にドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)の、以下のコメント文が映し出された。
《ホルヘ・マルティンのパフォーマンスは、(2024年に向け)ファクトリーチーム昇格を考慮すべきものである。》
★バスティアニーニ選手は今シーズン、ケガによる欠場を繰り返しているが、今年8月31日にドゥカティファクトリーと2024年の契約更改を済ませている。
また、チームメイトであるフランチェスコ・バニャイアは予選中、バスティアニーニ選手が3位を確保できるようサポートしていた。
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)がチャバッティ氏に同コメントの真意を訊いた。
【バスティアニーニ選手は契約更改済みであり、ああしてバニャイア選手もサポートしているのだから、同コメントは不適切なのでは?】
「とにかく、マルティンについての詳細を求められたので、現状をそのまま口にしただけですよ。
2024年にマルティンが、ファクトリー昇格する可能性は否定できないのでね。
私は特定の事柄において判断していかなければならない立場であり、我々の任務は2024年に向けて可能な限りベストチームにすることですから。
2022年シーズン中、パフォーマンスにおいてバスティアニーニがマルティンより勝っていたので、その時点ではバスティアニーニのファクトリー昇格が最良であると判断したのです。
そして、現在のマルティンのパフォーマンスからすれば、ファクトリーチームに昇格させること検討すべきでしょう…現在も完全にファクトリー待遇ではありますけどね。
我々はファクトリーチームのために何がベストかを考えねばならず…ただ、今日決断するわけではないし、確実に現状を変えるつもりでもないですけどね。
2024年に向けてファクトリーチームのコンディションを最適なものとし、全タイトル獲得を目指していかなければなりません。
現時点での最強選手は、バニャイアとマルティンですからね。」
★ザマーニ記者は同コメントを、以下のように要約した。
《今年、マルティンがタイトルを獲得したならば、2024年は確実にファクトリー昇格すると言うことだろう。
そして、おそらく、最終戦までにバスティアニーニが驚異的なリザルトを出さない限り、マルティンはタイトルを獲得しなくてもファクトリーに昇格するのだろう。》
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— Crash MotoGP (@crash_motogp) July 16, 2023
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
バスティアニーニ完全復活の兆しって話は、note『2023 インドネシアGPまとめ』でどうぞ!
みんなマルケス好きやね
契約もへったくれも無いですな。
そして、チームメイトであるエネア・バスティアニーニはスプリント中、バニャイア選手が3位を確保できるようサポートしていた。
ってホントですか?
チャバッティ氏、うっかりツイート多いね。バスティアニーニ復活の兆しがあるのだけど今後の展開次第ではどうしますかね、それにマルティンはプラマックでタイトル獲れるといってるのだし、興行的にはサテライトがファクトリーをやっつけるのは見てて盛り上がるものですよ。8台体制は何のためにしたのか?、
ドゥカティは、ジジの加入でマシンこそ世界一のレベルに上がったが、それ以外の部分は昔のまま。イタリアらしいというか、欧州らしいというか、「我慢」がなく、短絡的だ。ケイシーの時然り、ロレンソの時然り・・。優秀な二人のライダーを失ったのはチームのガバナンスの問題。マルティンがファクトリーに上がれば強烈なプレッシャーで押しつぶし、また次のライダーと言う形になるのではないか。ドゥカティ8台の中で、しっかりとした序列を作り、チャンピオンは常にファクトリーからと行きたいのだろうけど。。