『マルク・マルケス:優遇措置・プーチ批判・タイトル争い・後追いについて』
★11月16、カタールGPの木曜会見でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が次のように話した。
【今回のカタールGPに向けては?】
「2022年とは、かなり違うんじゃないんですか…あの時は僕もチームメイト(※ポル・エスパルガロ)も、調子が良かったから。
でも、問題はマシンだけではなく、ライディングスタイルにもあるんですけどね…僕のスタイルは、あまりカタール向きではないから。」
【なぜ?】
「ブレーキング地点がなく、長距離コーナーが多いでしょ…『ストップ&ゴー』タイプではないから、速攻でマシンを起こすって言う技が活かせないんですよ。
あと、左折コーナーも少ないし。」
【ところで、ホンダ&ヤマハには優遇措置(コンセッション)が適用される気配だが…】
「妥当でしょうね…メーカー同士が拮抗するのは重要なことだから。
選手にとっても良いことでしょう…戦闘力の高いマシンが増えれば、また違いを生み出せるようになるじゃないですか。
優遇措置が適用されるだろうことは、僕がホンダ離脱を決めた辺りで既に95%は確かなものになっていたし…まぁ、どんな形で適用されるかは分かりませんけどね。」
【バニャイアvsマルティン選手のタイトル争いが佳境に入ってきたが…】
「以前から僕は、マルティンの方に賭けてますから。あのスピードなら追い上げていけるでしょう。」
【最近、アルベルト・プーチ氏(ホンダ・チームマネージャー)への批判が高まっているが…】
「アルベルトは取っつきにくいタイプだから、万人受けはしないんですよね。
でも、彼の存在は重要なんで。ホンダのプロジェクトにとって、重要な存在ですよ。
いくつかの問題解決は彼の担当ではないし、異動させるのは間違いでしょうね。アルベルトはこのプロジェクトについて、明確な構想を持ってますから。」
【ルーカ・マリーニが貴方の後任としてホンダに加入しそうだが…】
「あまり詳しいことは知らないんですが、ただ、1年契約にするのが理に適っているんじゃないんですか…ほとんどの選手の現契約は、2024年末に終了するのだから。
ただ、僕の耳に入ってきた話によれば、2年契約になるみたいですけどね。」
★また、先日、マルケス選手は独サイト『Speedweek.com』のインタビューで、頻繁な後追い行為で批判されていることについて次のように反論した。
「来年は後追いされる立場になりたいもんですよ…以前はイアンノーネや他の選手らが、頻繁に僕の後追いをしてましたからね。
僕はそうした状況を受け入れ、とにかくプッシュしてました。」
【そう言えば、マレーシアGP予選ではフランチェスコ・バニャイアが、チームメイトのエネア・バスティアニーニなど複数の選手を引っ張っていたが…】
「皆さんも観たでしょ…ペッコ(バニャイア)は、タイヤ1組分プッシュしまくってたじゃないですか。これも勝負のうちってことですよ。
世間はとやかく言うけれど、結局、皆やってることなんだから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
マルケス後任は…ザルコが適任だが……って話は、note『2023 オーストラリアGPまとめ』でどうぞ!
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同じチームやメーカーのライダー同士なら未だしも、マルクはターゲット決めたら相手がはっきり嫌がっても執拗に後追いするのは頂けない。
自分が勝ちまくってた頃は、ロッシが他選手を後追いしてタイム出したら批判してたのにね。
度が過ぎる、って言われてるんだけど・・・こいつわかんねえだろうなぁ。
どう思われても気にしないんじゃなくてどう思われてるかを感覚で感じる受容体が初めから無いタイプ。だから当時のロッシにでも関係なく噛みつけたんだろうけど。
キリちゃん、ハダカすきだねー