『2023 カタールGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★11月18日(土)、カタールGP モトGPクラスの予選が行われた。
★ドゥカティ
首位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。1’52”7。今シーズン2回目のPP獲得(※1回目はインドネシアGP)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは13位(VR46ライダーズアカデミー)。
2位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのアレックス・マルケスは3位(2022年はホンダLCR所属)。チームメイトとは0.069秒差。
4位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。またもや兄マルケス選手に後追いされていた。ペースはマルティン選手より良好。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは15位(2022年総合3位)。予選1で減速気味で走っていたレクオナ選手に衝突しそうになり、『地獄に堕ちろ!』ジェスチャーを送っていた。
5位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。バニャイア選手とは0.022秒差。誰にも後追いされなかったが、操縦はいまいち整っていなかった。いつもよりピリピリしている。
チームメイトのヨハン・ザルコは6位。
※トップ6を全てドゥカティ機が独占した。上位3選手は1分52秒を切った(※これまでのコースレコードは1’52”7)
※グレジーニチーム好調。2022年も同GPで、当時所属していたバスティアニーニ選手が優勝している。
★ホンダ
7位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。タイムアタックは1回目も2回目も、常にピットボックスからバニャイア選手の後追いをした。
チームメイトのジョアン・ミールは20位(2022年はスズキファクトリー所属)。
21位イケル・レクオナ(ホンダLCR、ホンダSBK選手)。アレックス・リンス代役。予選1では減速気味で走行してバスティアニーニ選手を妨害してしまったので、処罰が科せられるかも。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは22位。最下位。
※ホンダ機不調。兄マルケス以外の3選手は、ラスト3位を独占していた。
★アプリリア
8位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは10位。FP2では減速気味で走っていたモルビデッリ選手に激高し、同選手の頭をヘルメットの上から叩いた。おそらく両選手とも処罰を科せられるだろう。
9位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは17位(2022年はKTMファクトリー所属)。
※アプリリア機は金曜セッションは好調だったが、土曜日はいつもの順位だった。
★KTM
11位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。金曜セッションではもう少し調子が良さそうだったのに…。
チームメイトのジャック・ミラーは16位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
12位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。予選2へ直行できたおかげ。絶賛成長中。
チームメイトのポル・エスパルガロは19位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ヤマハ
14位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。午前セッション(FP2)では首位だった。ただ、今回のFP2はあまり役に立たない。午後に行われるスプリント/決勝よりも気温が高いからである。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは18位(VR46ライダーズアカデミー)。減速気味で走行ラインの真ん中を走り、兄エスパルガロ選手の怒りを買った。なお、こうした走行は初めてではない。
『2023 カタールGP モトGP 予選2リザルト』
『2023 カタールGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)