『ブラドル:マルケス離脱でホンダがどう変わったか?』
★ホンダはNo.1ライダーだったマルク・マルケスがドゥカティグレジーニに移籍してしまったが、2024年は優遇措置が適用されるためマシン開発に期待が持たれている。
★ホンダのステファン・ブラドル(テストライダー)が、先日、独サイト『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
【今年はプライベートテストが自由に行なえ、ワイルドカードも6回参戦できるが…】
「テストは1年中、あちこちのサーキットで行う予定です。これまでは年間25〜30回ってとこだったんですが、これからは40回ぐらいになるでしょう。
時々、レース参戦もするわけだし…既に、ヘレス/バルセロナ/ザクセンリンクの参戦要請があるんですよ。
シーズン前半の計画は、そんな感じですね。」
【先日のヘレステストでは、2月初めのシェイクダウンに向けて重要な作業をしていたようで…】
「ピットボックスにマシンを2台用意し…コンフィグレーション(設定)が違うものだったので、リズムを掴むのが難しかったです。機能分析のテストだったんですけどね。
新マシンなんで、何段階かのプロセスで進める必要があるんですよ。」
【マルク・マルケス離脱により、ホンダ内は何か変わった?】
「以前よりオープンな感じになりました。マルクは常に意見を求められる立場の選手で、最後までそんな感じだったんですよ。
今は、他メーカーから来たザルコやマリーニのインプットをおおいに取り入れていて…重要ですよ。良い所、悪い所を言ってくれてね。
第1段階のフィードバックは揃ってるんで、セパンでさらに収集していきます。
プロセスの段階は進んでます…時間はかかるでしょ。数ヶ月はかかるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
いかに日本メーカーが再スタートを切るかが楽しみ!…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
今まで良くも悪くもマルク中心になりすぎてたのを少しずつ是正してますよ、ということならとてもいいことなんじゃないかな。2025年にマルク復帰という噂もあるようだけけど、それをやってはいけないと思う。
マシン外観からも格段に開発速度上がってる感じなので期待してます。余りにも長く君臨したM・マルケスが抜けて、新加入のザルコやマリー二からの評価をきちんと聞くようになったのなら、今迄のような極端な性格のバイクとは違うものになるでしょうね。
既に各ディメンションも大きく違うようですが、あれはエンジニアも既に問題点を分かっていて、それを落とし込んだ形なのでしょうかね。