『マルティン&バスティアニーニ:ドゥカティ機にちょっと心配な点がある…』
★2月19〜20日、カタールサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★ドゥカティ選手8名の最終日テスト(20日)リザルトは、以下のとおり。
首位バニャイア(ドゥカティファクトリー)
2位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)
4位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
7位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)
8位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)
10位マルコ・ベッツェッキは(ドゥカティVR46)
13位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
22位ミケーレ・ピッロ(テストライダー、モルビデッリ代役としてプラマック機を使用)
★マルティン選手が最終日テスト終了後、次のように話した。
【首位バニャイア選手とは約0.5秒差だったが…】
「けっこう走りやすかったですよ…僕はレースウィークエンド用の準備作業をしてたんで。」
【特に問題はなかった…?】
「スプリント・シミュレーションをしようと最後のタイヤに履き替えたら時、ちょっと問題が出てきてしまったんですよ。
実は、この2日間、(マシンに)振動が出ていて…原因がきちんと掴めてないんです。
今のところ、解決策もなく…何かがきちんと機能してないんですよね。」
【具体的には?】
「快適に操縦できないんですよ。加速時に振動を…チャタリングを感じてしまって。」
【転倒もしていたようだが…】
「もっと改善して行かないと…特に加速ですよ。
けっこうな振動だから、多分、タイヤにダメージを与えてしまうでしょう。
今のところ、何をやっても効果がなくて…一歩前進しなければなりませんね。」
【去年も振動が出ていたはずだが…】
「そうですね…でも、レース本番のラスト3周程度だったし、けっこうなユーズドタイヤの時でしたからねぇ。」
★バスティアニーニ選手が同テスト後、『Motorsport.com』のインタビューで次のように話した。
【2位タイムを獲得し、バニャイア選手にも迫っていたが…】
「初日よりも良くなったけど、でも、あとちょっとステップアップしておかないと。
現時点では、全選手の中でペッコ(バニャイア)がちょっと抜きん出てますからね。全データを検証しないと。」
【マルティン選手が振動を感じると心配していたが…】
「2日目、リア側にちょっとチャタリングが出て、周回を重ねるに連れてフロントタイヤがタレていってしまって。
それ以外はタイムも良かったんですけどねぇ…とにかく、まだ100%の状態とは言えません。」
【そのチャタリングの問題を、もう少し詳しく…】
「コーナー進入の際に感じるんですよ…バンク角が最大の時です。特にミディアムタイヤの時なんですよね。
ソフトだと、タイムアタックで好調だったんですが。
まぁ、僕のライディングスタイルだと、それほど大きな問題ではないんですけどね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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