『チャバッティ:2025年から鈴鹿8耐にモトGP/SBK選手を参戦させたい』
★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏は長らくモトGPおよびSBKのスポーツディレクターを務めてきたが、2024年よりオフロードプロジェクトの責任者に就任した。
また、各主要国におけるスーパーバイク/スーパースポーツ選手権のコーディネーター役も務めている。
★2024年よりユキオ・カガヤマ氏(加賀山就臣)が率いる『Team Kagayama』がドゥカティ・コルセのサポートを全面的に受け、パニガーレV4R機で鈴鹿8耐および全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦している。
★3月18日、チャバッティ氏が次のように話した。
【今年からドゥカティは、日本国内のレースにも参戦しているが…】
「皆さんもご存知の通り、ドゥカティは全日本ロードレース選手権への参戦を再開し…完全に新しいプロジェクトで、つい最近、始動したんですが、早々に結果を出していく力はありますよ。
先週、鈴鹿で第1戦が行われ、ミズノ(水野涼)がみごと表彰台を獲得しましたからね。カガヤマチームも全員、今回のパフォーマンスを喜んでました…まぁ、多少の心残りはありましたけどね。
レッドフラッグが出てなければ、きっと優勝できてたでしょうから。
気温が低かったので、容易なコンディションではなかったんですけどね…短縮されてしまったセッションもあったし。走行できる時間が短かったので、早々に高い戦闘力は発揮できるとは言い切れない状況だったんです。
つまり、なかなか励みになるような始動となったわけですよ…今後の方向性も見えてきましたしね。」
【日本国内のレースならば、ホンダやヤマハ等の日本メーカーに対抗しなければならないが…】
「手強い相手であることは覚悟しているが、ドゥカティはこのプロジェクトを信じてるんですよ。実際、カガヤマチームのような経験豊かなところに任せてますしね。
双方のエンジニア陣がマシン改善のため常に情報交換をし、今回の第1戦のように活躍していきたいと励んでいるところです。」
【7月には鈴鹿8耐があるが…】
「うちも参戦しますよ…ファクトリー体制ではないが、もちろん、うちのエンジニア陣を投入します。日本エンジニア陣とのコラボにより最大限のデータを収集し、知識を深めていこうと思ってます。
鈴鹿8耐では、どこのメーカーと対峙しなければならないかは覚悟してます…つまり、非常に厳しい挑戦だと言うことは分かってます。」
【選手はミズノと、あとは誰が出るの?】
「モトGPやSBK選手を出したい気持ちはあるものの…残念ながら、夏場のレース日程や各種予定が既に詰まってますからね。
しかも、鈴鹿8耐と言えば、テストでしっかり準備しなければなりませんから…とにかく手を尽くし、戦闘力を上げることが目標ですから。
とは言え、2025年にはモトGP/SBK選手を出せたら嬉しいんですけどね。」
【では、今年は?】
「ミズノが出ます…鈴鹿8耐のことは詳しいですから。残り2名については、現在、検討中なので…早々に発表しますよ。
今、私に言えることは、各国の選手権から検討している最中だと言うことぐらいですね。」
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス 決勝で水野涼が2位入賞!
パワフルな走りでドゥカティに全日本ロード初表彰台をもたらしました!
今シーズン始まったばかりです。引き続き応援よろしくお願いします!
— ドゥカティジャパン株式会社 (@ducati_japan) March 11, 2024
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
今年から加賀山のチームと組んでたから
青写真は出来てたんだろうな
4輪時代のシュニッツァーのようにBMWもこれくらい本気だそうよ
KTMも出ようよ
海外ファクトリーvs日本のプライベーターがみたいね
初戦から2位とは驚いたよ。
チームも良くマシン作り上げたしライダーも乗りこなすのが早い。
国内レースまでドカにタイトル取られないように国内メーカーは本腰いれないとね!
今期ドカはGPのワイルドカード参戦が出来ない(少なくとも前半は)のでピッロは参加できるかも知れませんね
これは楽しみ!
ここから逆に将来、日本人ライダーがmotogpのワイルドカードやドカティ枠で参戦出来る道が見えたら良いなと夢を見てみたい。
DUCATI参戦はカガヤマの日本メーカーへの喝!といえるからね
GPより8耐で勝てない方が悔しいだろうよ
奮起せよ!
加賀山さん男泣きしてましたね!!久々に全日本に行きたくなった。すごいパワーを貰えました。頑張って下さい!!