『ビンダー:アコスタは本当に物凄い!』
★3月22〜24日、ポルトガルGPが行われ、ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)が予選10位、スプリントはリタイア、決勝で4位だった。現在、総合2位である。
★ビンダー選手のコメント。
【今回のレースウィークエンドについては?】
「正直なところ、とても大変でした…今回はちょっと問題が出てしまって。プッシュする自信が、あまりなかったんです。
プッシュしようとすると、フロントが流れてしまい…加速をすれば問題が生じ、コーナー立ち上がりで苦戦してました。
いつものような手応えが感じられなかったんです。」
【それでも、決勝では4位となり…】
「かなり厳しい週末だったけど、レース本番はけっこうツイてましたね。まぁ、グダグダな週末だったんで、(決勝4位は)悪くないですよ。
すぐ目の前で(バニャイアvsマルケスの)転倒が起き…僕にとっては、大きな助けになってくれました。
まぁ、重要なのは、苦戦ウィークエンドだったわりには結果はそれほど悪くなかったってことなんで…今後、どうなっていくでしょうかね。」
【今回、発生していた問題は解決できそう?】
「どこが修正すべき問題点なのかは、おそらく、特定できたと思います。
今回、他のKTM選手とはかなり異なるセッティングにしてたんですが…今回のトラックは、まるで闘牛場から飛び出したような感じでしたね。
ここで、そんな感じになるのは初めてですよ。
まぁ、それを解決するのが僕の任務だし、次のアメリカ戦では大丈夫だと思います。」
★なお、ビンダー選手はルーキーのペドロ・アコスタに抜かれたことを、次のように振り返った。
【KTMプライベートチームの新人アコスタ選手が、表彰台に上がっていたが…】
「僕を抜いた時は、物凄い操縦でした。本当に凄いんですよ…操縦してる姿を見れば、どれだけ上手いか一目瞭然だから。
マシンコントロールとかコーナー立ち上がり、マシンの乗り方とか…とにかく、桁違いなんです。
あれは脱帽ものですね…本当に凄いんだから。」
【今後、アコスタ選手はKTM内でどうなっていきそう?】
「僕が選手として本当に恵まれているって思うことの1つは、これまでずっとチームメイトに後押ししてもらってきたことなんです。
いつもチームメイトには恵まれて…それをプラスと見るか、マイナスと見るかはそれぞれだろうけど、僕にとっては常にプラスだったんです。
多分、(アコスタと)一緒にプッシュし合って、このプロジェクトを進めていけるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Motorcycle Sports』)
(参照サイト:『Motorcycle Sports』)
(Photo:Instagram)
アコスタ絶賛ですね。
早くもKTMワークスはビンダーとアコスタの雰囲気
次のアメリカもドライバーにより差が出やすいサーキットなので、個人的には優勝を期待している。
>多分、(アコスタと)一緒にプッシュし合って、このプロジェクトを進めていけるんじゃないんですか。
そりゃそうなんやろうけど、この時点でそれ言っちゃあミラーかわいそうやんか。。。
ブラッド氏もマシンをあんなに振り回して走ってるのに最後までタイヤを持たせるのは凄いですよね。
KTMはかつてのSUZUKIみたいな波が来てますよね!