『クアルタラロー:GP中、実は新マシンのテストもしていた』
★4月12〜14日、アメリカズGPが行われ、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選16位、スプリント15位、決勝で12位を獲得し、総合12位となった。
★スプリントは首位と15″574秒差、決勝は22″899秒差だった。
★オースティンのトラックはヤマハ機向きではない。なお、次のヘレスの方がヤマハ機向きと言える。
★クアルタラロー選手が西サイト『Motosan.es』のインタビューで、次のように話した。
【今回の決勝については?】
「第1ラップの第12コーナーで膨らんで、いくつか順位を落としてしまいました。
ただ、正直なところ、もっと酷い結果になると思ってました…リズムがいまいちだったんで。
タイヤはそれほど酷く損耗してなかったんで…もっと上手くディフェンスして、順位を維持できるはずだったんですけどねぇ。
今週末はテストも大量にこなし、新マシンも試してたんですよ…経験を積むって意味ではポジティブだったと言えるでしょうね。」
【マシン開発については?】
「道筋はつきました…自分達が必要としている物は分かってるんで。
アメリカズGPで実験をしてたんですよ…改善すべき特定の箇所がいくつかあり、実はいくらか進歩も見られたんです。
ただ、現在はマシンの全体的な成長に焦点が当てられてるんですけどね。
次はヘレスとムジェッロでテストを行って…データを蓄積するには、かなり重要なトラックでしょう。4月は、かなり忙しくなりますよ。
まぁ、僕は勝利を目指すライダーだけど、今は上位獲得ではなく、マシンを成長させることを考えていきます。」
【ドゥカティやKTM、アプリリアにはまだまだ引き離されているが…】
「(開発の)量ではなく、質が問題なんですよ…エアロダイナミクス関連のフィードバックは、今後のレースウィークエンドに向けて取り入れられるはずだから、気持ちが前向きになれますね。
2019年から今年の1月まで、その辺に関しては本格的に手を入れられたことがなかったんで。
現在は学習段階だし、数ヶ月でマシンを変えられるなんて思ってませんから。絶対に少しづつ進歩していけますよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
最近のヤマハは実に面白い。
クアルタラロも前向きなコメントが多くて、期待できますね。
ホンダも頑張って!
開発し放題とはいえ、慣れないコンセッションで膨大なパーツ、テストがあるのにサテライトが居なくてワークスの2人+カルで良くやってるよね
早くサテライトとの契約をまとめて欲しいよ
何となくですけど、ホンダよりヤマハの方が道筋が見えているように感じてしまいますね。ヨーロッパラウンドに入ってからの進化を楽しみにしています。
今シーズンは来期以降のベース車開発の為に
良い意味で開き直った実戦テストをし続ける選択をしたんだなと感じるわ
う~ん、どうでしょうね…
YAMAHA機は、フロントのタイヤ圧上昇とコーナーの出口加速でリアが跳ねてグリップしない問題が、エアロ関連で早期解決するのか疑問ですね…
エレクトリックとサスペンションのバランスも見つけないダメですし、先は長そうですが…
ホンダと共に切磋琢磨して再び頂点へ!