『マルク・マルケスが最有力候補?:2025年ドゥカティファクトリー』
★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われている。
★先日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)がモトGP公式サイトのインタビューで、次のように話した。
【2025年は誰がフランチェスコ・バニャイアと組んで、ドゥカティファクトリー機に乗るの?】
「実に難しい選択ですが…我々としては2024年の結果だけでなく、選手らのキャリア全体を見て検討したいと思ってます。重要な点ですからね。
候補者3名とも(※マルティン、バスティアニーニ、兄マルケス)、真のチャンピオンライダーですから…どうなるでしょうね。」
【6月初めのイタリアGP辺りで決定する…?】
「選手陣が、それぞれ最良の道を見つけられるよう…たとえドゥカティじゃないとしても、ベストマシンに乗れるようチャンスを与えたいと思ってます。」
★なお、『選手のキャリア全体』を重視するならば、当然、マルク・マルケスが最有力候補となるだろう。その場合、第二候補はマルティン選手、第三はバスティアニーニ選手となる。
★ただし、マルケス選手は個人スポンサーが『Red Bull』なため、ドゥカティのメインスポンサー『Monster』が反対する可能性がある。
しかし、先日のマルケス選手の発言からすると、『Red Bull』からの離脱も有り得る模様。
「人生においては、望まぬ選択をしなければならないこともありますよね…とにかく、選手もスポンサーもメーカーも、皆、勝利を目指しているんだから。
勝つためには、いかなる時もベストな条件を模索しなければならないんです。もちろん、何かを決める際には全ての角度から検討してみますけどね。
優先すべき点を考慮しつつ、どう展開するかを見極め…もちろん、誰のこともないがしろにはしませんよ。皆、大切なんだから。
でも、現在の第一目標は『メリットが得られるかどうか』であり…そこが一番重要ですからね。」
★ちなみに、マルティン&バスティアニーニ選手には、アプリリアファクトリーからもオファーが行っている。
マルティン選手はファクトリーチームを強く希望しており、他にホンダ(※ミール選手が離脱したがっている)やヤマハ(※リンス選手の契約が今年末で終了する)の可能性もある。
ちなみにKTMファクトリーについては、ジャック・ミラーの契約が今年末に終了するが、後任はペドロ・アコスタが確定しているだろう。
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
仮にマルティンがドカのファクトリーになれない場合は日本メーカーは選択してほしくないな。日本メーカーと契約するに単年になると思うけど。