『バニャイア:ムジェッロは魔法のサーキットだ!』
★5月31日〜6月2日、イタリアGP(ムジェッロ)が行われた。
★2日(日)、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が決勝で優勝した。現在、総合2位(−18ポイント)。
★土曜スプリント同様の『マエストロスタート』と『第1ラップのパーフェクト走行』で、優勝を獲得した。
★モトGPキャリアでは22勝目、世界選手権キャリアでは32勝目。
★マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が31日(金)に、「今回はスプリントも決勝も、バニャイアが優勝候補だ」と言っていた。
★バニャイア選手のコメント。
【今週末については?】
「もちろん、全体的に良いレースウィークエンドでした。周囲の雰囲気も良かったです…大勢の観客の前でこんな風に勝てたんで、さら価値が上がった感じです。
今回のカラーリングは特に気に入ってたんですが、ラッキカラーになってくれました。こう言うリザルトが出ると、毎回、大満足できますよね。」
(※今回のカラーリングは、イタリア・ナショナルチームの『Azzurro(スカイブルー)』が起用された。)
【今日も超好スタートで…】
「信じられないぐらいですよ…グリッド5位からだと楽じゃなかったけど。アウト側に飛び込んでいく作戦にしたんですが、上手くいきましたね。」
【ドゥカティの最多勝選手はケーシー・ストーナーの23勝だが、貴方はあと1勝でタイ記録となり…】
「あと1勝とは言え、ケーシーは短期間でそれだけ記録してますからねぇ(※ストーナー元選手のドゥカティファクトリー在籍は4年、バニャイア選手はファクトリーは4年目だが、プラマックに2年在籍している)。
だから、記録は更新できるだろうけど、でも、期間は同じじゃないです。」
【ドゥカティに取っては93回目の勝利だが、ゼッケン『93』の選手に奪われずに済み…】
「良かったですよ…あと、これ以上数が多いゼッケンの選手もいないし。」
【昨日、『選手へのブーイングは嫌いだ』と言っていたが、今日はどうだった?】
「今日はなかったですね…とにかく、選手は全員、最大リザルトを目指して、懸命に努力してるんですから。
ブーイングって、本当に失礼なものなだ思うんで。」
【ムジェッロとペッコは、どちらの方がロック魂が上だと思う?】
「絶対、ムジェッロの方が上ですよ。昨夜は(騒音で)眠れず…やっと眠れたのは朝の6時だったから。」
【今回のダブル優勝で、タイトル争いの流れを変えられそう?】
「どうでしょうね…先は長いから。今後、うちにとって最適なトラックが巡ってくるけど…でも、他の選手にとっても同様だから。」
【婚約者のドミツィア嬢が、『今年のスタンド席は、今までより赤い色が増えてきている』と言っていたが…】
「去年もちょっと感じてたけど、今年はさらに良い経験ができました…本当に満席でねぇ。あれだけ大勢のファンの皆さんを見ると、まるで魔法にかかったみたいで。
今朝のパレードの時も、僕らが乗った車両が『Casanova Savelli』コーナーの前を通ったら、もう観客で埋まってたんですよ。
あれはムジェッロの魔法ですよね。」
【レース前、ヴァレンティーノ・ロッシ師匠から何か言われた?】
「昨日と完全に同じことをするようにって言われました。」
★なお、今回の観客動員数は以下のとおり。
プレGPおよび金曜日:38,231
土曜日:62,329
日曜日:76,124
合計176,684
(参照サイト:『Moto.it』)
ペッコはロックでした
地元Wウィンでお祭り騒ぎだろうけどインターバルが空くからって飲み過ぎないようにね