『プラマック：なぜドゥカティを捨てたのか？』
★6月28日、オランダGP中に『プラマック・レーシング』チームが今年末にドゥカティから離脱し、2025年以降はヤマハのプライベーターとしてモトGP参戦することを公表した。
★プラマックチームは、2005年よりドゥカティのプライベートチームとしてモトGP参戦を続けてきた。
当初はルイス・ダンティン元選手のチームに合流し、ロベルト・ロルフォを参戦させていた。
最近は若手ライダー育成プロジェクトを担い、ドゥカティと堅固な関係を築いていた。
★6月28日、プラマックのパオロ・カンピノーティ（チームオーナー）が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【ヤマハへの移籍が公表されたが…】
「まずは大変満足しています…世界選手権における最重要メーカーの1つと組むことになったのですからね。これまで18回タイトルを獲得しているメーカーなんですから。当然、ポジティブなことでしょ。
ただ、その一方で、大変残念にも思っています。ドゥカティとのプロフェッショナルな歴史が途切れ、また、愛情深い関係が終わってしまったのですから。
新たな、そして、素晴らしい挑戦が始まることを嬉しく思う一方、本当に残念に思っています…多くの思い出や忘れがたい諸々を、プレスリリースに記すこととなってしまったのですからね。」
【なぜドゥカティから離脱し、ヤマハに移籍することにしたの？】
「一連の事情により、こうした状況となってしまいました…ここ何年かで当チームは大きく成長し、複数のメーカーからオファーを受けていたのですが、これまでは検討さえしなかったんですよ。（ドゥカティの）プロジェクトに真摯に尽くしてきましたからね。
ただ、残念ながら、最近のドゥカティ側の決定を見る限り…これまでの優先順位を変え、別のプロジェクトを採用したように感じたものですから。
（プラマック）チームを見捨て、クリスティアーノ・ロナルド並みのスター選手を取ったと言うことですよ。
我々のプロジェクトは若手ライダーを育成し、イアンノーネやミラー、バニャイアのようなプロセスを歩ませると言ったものだったんです。
ですから、ドゥカティ側の決定に少し困惑してしまい…それで、他からの呼びかけに耳を傾け、納得して聞き入れたと言うわけです。
もはやドゥカティのプロジェクトは、これまで信じてきたようなものではなくなってしまったんですからね。」
【ホルへ・マルティンのドゥカティファクトリー昇格が叶わなかったことが、大きく影響した…】
「展望が見えないんですよ…我々は目標を据え、それを目指して努力しているのですから。
マルティンを昇格させないなんて…総合首位に就き、レース優勝を複数回果たしている選手を昇格させないなんて、賛同できるわけないじゃないですか。
マルク・マルケスを取って…クリスティアーノ・ロナルド並みのスター選手の方にしたとなれば、それなりの結果を招くと言うことでしょ。」
【しかし、ドゥカティとは20年の付き合いで…】
「我々がコラボ関係を始めた当時は、誰もドゥカティ機を使いたいとは思わなかったんですよ。
そうした中で我々は重要かつ内容の濃い仕事を推し進め、だからこそ、プロとしても人としても強い絆が生まれたんです。
私はジジ・ダッリーニャ（ゼネラルディレクター）と個人的に絆があり、友人関係でもあるのですが…最後の最後まで、それに疑念を抱いてしまいましたよ。
まぁ、深い絆であったとは言え、それとこれとは別問題だったのでしょうね。
ドゥカティ側がマルティンではなくマルケスを選んだ時、私の方でも考え方を変え…もはやジュニアチームは必要ないってことなんですからね。
もはや、育成プロジェクトの重要な役目を担っていると言う気持ちにはなれなかったんですよ。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
ドゥカティ首脳陣も血迷っちゃった感じだよね
カードを持ってるのはドゥカティ側なのだからマルクが吹っ掛けたブラフに乗らずに、「マシンはイーブンだ、プラマックで不満なら他のチームを当たってくれ」って言うことも出来たのに、それをしなかったのはやはり「スターが欲しく」なっちゃったんだろうな。
ま、モトGP の全体的にはヤマハがサテライトチームを持てたのはポジティブな事かなと。
今回の件、一番得したのはマルクだろうな
ライバルとなったであろうマルティンやエネアは他メーカーへ行き、乗り換えやらでチャンピオン争いでは脅威では無くなりおまけにプラマックもヤマハへ行けば少なくとも来年上位争いからは脱落かな
ドゥカティファクトリーで最新機に乗ってバニャイアさえ潰せばチャンピオンに一番近いからね
本人はファクトリー行けないならグレシーニに残ったって、これ交渉では言わなかっただろう ただプラマックには行かないの一点張りで…
ドカティとしたらマルクがグレシーニに残ってくれれば一番丸く収まるのに
怖い、怖い…
来年は一年経験積んだアコスタに期待したいです
プラマックもヤマハと一緒に頑張れ！
ドカの悪手でしたね。
マルティン、べスティア、そしてプラマックまで逃した。スポンサーや地域的な活動も見据えて決めたんだろうけど、このツケは数年後デカく帰ってくる気がする。
たぶんドカとしては親会社のアウディの意向に従ったのではないかと・・・
それに今回の移籍の成否は来年以降の結果を見てみないと、なんとも言えないんじゃないかな？
マルティン不遇すぎんだろ・・・・最速ライダーの一人やで
今シーズン、本当面白いレースが多い。マルクに感謝！
マルクがホンダに残っていたら、今頃引退発表してたんじゃないかな。
自分はマルクのファクトリー入りは最高に楽しみ。
彼なら何に乗っても速い事を今ほぼ同じ道具で実証しているんだから最高です。
スター選手と言いながら例えはクリロナ
欧州選手権でPK失敗、大会のワーストイレブンにも名前を挙げられた終わりかけのスター選手…
何気にチクリとやり返してます
アウディの政治力、プラマックに対するヤマハのレッドカーペット。ドカのお家騒動の落ち。
さてさ、来季はどーなるか。ペッコは試練の来季。個人的にはマルティン＆ベスのアプリリアに奮闘してほしいが。
メディアに対してプラマックは嫌だとか勝てないとか言ったマルケスがワークス内定してたマルティン追い越してワークスに昇格とかそりゃ怒る
おかげでヤマハは助かったけど
マルケス兄弟が居残るせいでマシンの開発力と競争力は徐々に削がれて行くだろうね
漁夫の利のヤマハ、後はライダーチョイスだけ。楽しみだ。
飛躍的期待はしてないが、確実に前進できると思うし、プラマックは
セミドゥカチームだった訳で、ヤマハ的には棚からオイシイ物が
落っこちて来た感。ヤマハはこれまでサテライトを軽視というか活用出来なかった事で
徐々にジリ貧になっていった印象なので、このプロジェクトを成功させるカギは解ってると思いたい。
マルケスはホンダに何年も飼い殺された
実力を発揮出来なかった
意見が反映されなかった
その悔しさに同情したのは想像に難くない
マルケスはホンダに何年も飼い殺された
意見が反映されなかった
実力が発揮出来なかった
その悔しさにドカサイドが同情したのは想像に難くない
逆じゃない？
飲酒運転を擁護するようなメ一カ一となんざ仕事出来るか! !
だったらカッコいいな
マルクはクラッシャーぶり発揮してて面白い。
ホンダ壊して、プラマックの絆も壊して、ドカティー内部も壊していくのかな。
色んな意味も含めて凄い人物だと思う。
ロレンソ覚醒直前に切った時のドカからなんにも変わってないのうw