バウティスタ『トプラクのギャグの意味は…つまり、マシンのおかげってこと？』

『バウティスタ：トプラクのギャグの意味は…つまり、マシンのおかげってこと？』

★7月12日〜14日、ドニントンサーキットでSBKプロセッコDOC UKラウンドが行われ、アルヴァロ・バウティスタ（39才、ドゥカティファクトリー）が予選11位、レース1で3位、スーパーポールレース6位、レース2で5位だった。現在、総合3位である（-55ポイント）。

★レース2開始前、グリッドに並ぶ直前、最終コーナーで転倒したため、チームが緊急でマシン修理を行った。

★レース2終了後、バウティスタ選手が次のように話した。

【今週末については？】
「今日のパフォーマンスは昨日と大差なかったのに、順位は変わってしまって…マシンで変えたのはタイヤぐらいなんですけどね…今日はハードにしたんで。
全体的に同じマシンだったのだから、昨日と同じようなことしか言えないわけで…。
とにかく、ドゥカティ機の乗り心地がイマイチで…操縦するのが大変なんですよ。そう言う状況なんです…一目瞭然でしょ。去年の方が速い走りをしてましたからね。」

【レース2開始前のグリッドで転倒していたが…】
「ヘマしちゃってねぇ…ハードタイヤでのブレーキング地点を確認してただけなのに、転倒してしまって。フロントタイヤが、14周回走行済みのユーズドだったんですよ。
こんなこと、人生初めてで…とにかく、チームには感謝してます。」

【ラズガットリオグル選手がクールダウンラップでギャグを披露していたが…】
「正直なところ、意味が分からなくって。つまり、BMW機がベストマシンだから、そのおかげで勝てたと…本人の力ではないと言う意味なんですかね。本当に意味が分からないんですよ。」

【貴方が常勝していた際は、ハンディキャップを課せられていたが…ラズガットリオグル選手にも必要？】
「その問題は、けっこうはっきしりてると思うんですよね。例えば、かつてジョナサン・レイがタイトルを取りまくってた時は、誰も何も言わなかったじゃないですか。
僕より速い選手がいるからって、ハンディキャップを課す必要なんてないでしょう。トプラクが大活躍してるから、ハンディキャップを科すべきだって言う発想が理解できないんですよ。
あくまでも問題は、現在、うちが苦戦していると言うことなんだから。SBKのこう言うところが理解できないんですよね…去年の僕もそうだけど、良い仕事をしているチームにハンディキャップを付けようって言う風潮があるでしょ。」

【モトGPの方は…？】
「ないですよ…でも、SBKの場合、強い選手にはハンディキャップが課せられるんですよ。
苦戦しているチームに、有利になるようなハンディキャップを付けるって言うなら分かりますよ…でも、きちんと投資し、上手く作業もして、強い走りをしてる選手に不利になるようなハンディキャップを課すのは駄目でしょ。
僕が思うに、ルールって言うのは苦戦しているチームに寄り添うべきものであって…なぜ今年、僕にハンディキャップを付けなければならなかったんですかねぇ。」

【ところで、来年に向けての去就は決まった？】
「現在、このマシンにあまり信頼感をいだけてないんで…とにかく、抱けるようにならないと。
今は思い通りの操縦ができるようになることが、また楽しめるようになることが第一優先ですから。チェコラウンドが終わったら、決めますよ。」

【7月26〜28日の『World Ducati Week』までには決まりそう？】
「どうですかねぇ。」

【貴方としては続けたいの？】
「まだはっきりしてません。」

『2024 プロセッコDOC UK SBK レース2リザルト』

『2024 プロセッコDOC UK SBK SPリザルト』

『2024 プロセッコDOC UK SBK レース1リザルト』

『2024 プロセッコDOC UK SBK 予選リザルト』

『2024 プロセッコDOC UK SBK 総合順位』

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）