『ダッリーニャ:プラマック離脱の真実を明かす』
★6月28日、オランダGP中に『プラマック・レーシング』チームが今年末にドゥカティから離脱し、2025年以降はヤマハのプライベーターとしてモトGP参戦することを公表した。
★ドゥカティは2025年に向け、セミファクトリー扱いだったプラマックチームの他、ホルへ・マルティン&エネア・バスティアニーニと言ったトップ選手らも失ってしまった。
★7月1日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が同件について、初めて公の場で次のように話した。
【先日、プラマックチームの離脱が公表されたが…】
「これまで共に手がけてきた素晴らしいプロジェクトに関し、プラマックとパオロ・カンピノーティ(チームオーナー)に感謝します。
彼らの助力のおかげでドゥカティは成長し、共にマシン開発を行いつつ才能ある人材の育成を実現してこれたのですから。
プロとして、そして、人として、これほど重要な関係を失うこととなり、大変残念に思っています…まぁ、全世界がドゥカティのプライベーター喪失を望み、最終的にそれが実現したと言うことですけどね。」
【プラマック側は、『ドゥカティがマルティンではなくマルケスを選んだことで、若手育成プロジェクトの展望が見えなくなった』と主張しているが…】
「ドゥカティは方針を変えてませんよ…実際、フェルミン・アルデゲル(※モト2参戦中)と契約しましたからね。
彼の力を心底信じているし、エネアやペッコ、マルティンらで手がけてきたことをフェルミンにもしたいと思ってます。
現在、ドゥカティは4チームをモトGP参戦させているが、今後は3チームになるわけでね。人生、ここで終わりと言うわけではないのだから…これまで通り、我々も進んで行きますよ。」
【8選手から6選手になるわけだが…】
「ハイレベルな作業を維持していくには、6選手で充分です…まぁ、私としては8選手の方が良いのだが、6選手でも大丈夫ですよ。
これまで誰に迷惑をかけることもなく、8選手まで増やしていき…上手く運営してこれたのですからね。6選手でも大丈夫でしょう。」
【ドゥカティにとっては、今後、何が変わるの?】
「目標としては、最新機3台と前年の型落ち機3台を参戦させることとなり…選手育成にとっても、予算的に見ても、そして、我々にとってもプライベーター陣にとっても、然るべき組み合わせのように思えますね。
現在、その方向で話を進めてますが、現時点で公表できるほど調整できてはいません。」
【結局、マルケス選手のファクトリー昇格が引き金になり、離脱が相次いでしまったのでは?】
「ドゥカティは3選手の中から1名を選ばねばならず、選外の2名が離脱するだろうことは明白でした…それは、今シーズン序盤から分かっていたことなのです。
私としては…できることなら、こうはならないで欲しいと思っていたのは、プラマックチーム離脱ですね。
ただ、マルケスのせいにする気はありません…彼を選んだのは我々であり、選外の選手らが離脱してしまったと言うことなのですから。」
【もしマルケス選手がプラマック移籍を承諾していたら…?】
「難しかったんですよ…実際、そう言う方向に話を進められなかったのですからね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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大きな力が動いたとしか考えられない
いつも冷静なジジさんも今回に関しては多少堪えているように感じる。ドゥカティ、親会社、ジジさん個人、マルケス、カンピノーティさん、マルティンら放出される選手…それぞれの立場で言い分がありますよね。まぁでも観る側からしたら速いライダーが複数メーカーに分散したことで面白い戦いが期待できそうです。
終わったことだが、何としても#93を獲得しろ、みたいなことをアウディにゴリ押しされてさぁ〜、とは言えないんだよな。
プラマックはマルティンがドカに栄転していたら、それはそれとしてプロジェクトが完了したとか言ってヤマハになってたりもしなかったのか?とも思ってしまうのは邪推?w
プラマックもヤマハから最高の財を引き出せたのだし、結局、両方ともマネーのパワーで落ち着くところに落ち着いたということかと思ったり。
6選手で充分って、いやいや、それも違うでしょ。
本来ライダーは多くて4人なんです。
早く、イコールコンディションのGPが見たいなぁ。
プラマック離脱の理由より、マルクを選んだ理由を聞きたいね。スクリーンを叩き壊すような輩が嫌だった、とか言ってくれたら、かえってすっきりするのんだが。
去年からドルナのCEOがDUCATIは1チーム減らすと言っていたから、別に今更驚くことじゃないでしょ。しかも当時からYAMAHAがプラマックと話しをしていて、それが有力だということも言っていたしね。既定路線だったことで、DUCATIもそのつもりだったでしょ。ライダーの移籍とは直接関係ない。
「エネアやペッコ、マルティンらで手がけてきたことをフェルミンにもしたいと思ってます。」
いやいや。まずマルティンにしてやれよ!
今となっては逆だったのかな
序盤勝ちまくってたのにファクトリー昇格はマルケス決定と事前通達されてて、その憤りでスクリーン破壊になった…
Apriliaがビニャーレスに曖昧な対応をしていたのとマルケス発表後、速攻でAprilia移籍発表されたタイミングがおかしいのよね
かなり前から交渉、仮契約になってたとしか
サテライトチームからすれば現状のホンダやヤマハ機みたいな戦闘力の低いマシンで参戦なんて金をドブに捨てるようなもので、戦闘力の高いマシンを求めるのは当然の権利。
スズキのようにそもそも4台供給体制を確立できない場合もあるし、突如撤退ないし供給打ち切りになったらチーム側はたまったものではない。
ただドゥカティ8台参戦を認めながら、KTMの6台参戦を却下したドルナは全くフェアでない。
・CHINAマネー、マーケット
・アウディの関与
と言うタブー、忖度が有ったと言う事
がはっきりしたと言う事は良かったんじゃないかと思う。
メディア側もその手の質問は決してしない。
予定調和で話を進めて行く。
欧州メディア・欧州社会にもタブー、忖度は有る。
当然ながらね。
ACミラン時代の本田圭佑が、経営に口を出した途端
叩かれた件にもそれが出ていた様にね。
あれは讀賣の渡邊恒雄と選手会の対立と同様の構図だった。
欧州社会は日本の閉鎖社会と大して変わらんよ。
イコールコンディションと言うなら日本メーカーには退場してもらってドゥカティ、KTM,アプリリアでのGPにしてもらうべきでしょうね
そもそも耐久以外で言えばF1でも現状4メーカー
(あまりのMotoGPホンダレベルの低迷に
1メーカー撤退しそうだけど)、
WRCでも3メーカーなんだし適正って言えば適正なんですよね
どう見たらWRCが適正なのか?
あの異常さを、どうにかしようとしてるのに。
マルティンとエネアを入れ替えて、マルケスはグレジーニ継続で良かったんじゃないの?
イコールコンディションとは?