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ラズガットリオグル『去年のバウティスタの方が強かった…今年はそれほどでも…』

『ラズガットリオグル:去年のバウティスタの方が強かった…今年はそれほどでも…』

★7月19日〜21日、モストサーキットでSBKチェコラウンドが行われ、トプラク・ラズガットリオグル(27才、BMWファクトリー)が予選首位、レース1で優勝、スーパーポールレースで優勝、レース2でも優勝した。現在、総合首位である(2位と64ポイント差)。

※各リザルトは記事下にあります

★オランダラウンドのレース2以降、10連勝している。

★レース2終了後、ラズガットリオグル選手が次のように話した。

【クールラップダウンでの今回のギャグは、バックギャモンをしていたが…】
「まぁ、ちょっとですけどね…通常、けっこう時間がかかるゲームだけど、あの後、表彰式も控えてたんで。
観てる方は面白かったんじゃないんですか…僕はまだ映像とか見てないけど。楽しんでもらえたら良いんですけどね。
次のポルティマオでも優勝したら、何をするかはまだ考えてないけど…プールにでも飛び込みますか。」

【土曜のレース1では独走状態だったが、今日のレース2は少し失速していたようで…】
「昨日はタイヤにちょっと問題があったぐらいで…でも、今日は左折コーナーで極端な状況になってしまい、アクセル全開は無理だったんですよ。
100%プッシュができず、レースを上手くコントロールするようにしてました。まぁ、ギャップよりも、とにかく優勝できるかどうかが重要なんで。
焦ってはいなかったですよ…ソフトな操縦をし、ピットボードを見ながら(後続との)ギャップをコントロールしてました。
終盤で32秒6になったのは、万事OKかどうかを確認するためであって…問題なしってことを、チームに伝えるためにそうしたんです。」

【3ラウンド連続ハットトリックを達成し…】
「本当に嬉しいですよ…皆で懸命に頑張ってきたんでね。チーム全員が頑張ってくれて…彼らのおかげです。皆、満足、僕も満足で…すべて順調ですね。
今回もまたハットトリックができ、今年は信じられないようなシーズンですよ。
次のポルティマオでも優勝したいです…去年はバウティスタに最終コーナーで負けてしまったけど、今年は状況が一変したから。
楽ではないだろうけど、でも、少なくとも2勝はして記録を更新したいですね…もしかしたらもしかして、15連勝できるかもしれないし。」
(※バウティスタ選手が2023年に11連勝している。)

【去年と何が変わったの?】
「去年は毎回、限界ギリギリのプッシュをしていたけど、今年は上手くコントロールできてるんですよ…アクセルを開くことだけ考えてれば良いし、多分、レース2では一目瞭然だったでしょう。アクセルとタイヤのことだけ考えてればOKなんです。
退屈だけど、でも、嬉しいですよ…また勝てたんだから。2019年にドゥカティが連勝してた時って、こんな感じだったんでしょうね。」

【現在は総合2位がニコロー・ブレガで、3位はそのチームメイトのアルヴァロ・バウティスタだが…】
「アルヴァロは、去年のほうが強かったように思いますね…今年は、それほどでもなくって。
ブレガの方は、グッと伸びたんじゃないんですか…速攻で適応し、最初から強い走りをしてますよね。まぁ、一番の問題は序盤でプッシュしすぎて、タイヤを消耗させてしまうことですかね。
しかも、今回は左折コーナーの時、やけに縁石を多用していて…あれはタイヤには良くないですよ。とにかく、今年はルーキーだから学習してる最中だろうし、あとはリアタイヤを温存できるようになれば良いだけでしょ。
アルヴァロの方は、できるだけ上位を獲得しようと頑張ってたようだけど…あまり良い週末ではなかったみたいでね。選手にとってはキツい状況でしょ…気持ちは分かりますよ。
チームメイトが強豪なのに、自分は転倒して…ちょっとツイてなかったんだから。でも、まだまだレースはたくさんあるんだし、また強い走りができるようになると思いますよ。」

『2024 チェコ SBK レース2リザルト』



『2024 チェコ SBK SPリザルト』






『2024 チェコ SBK レース1リザルト』



『2024 チェコ SBK 予選リザルト』


『2024 チェコ SBK 総合順位』



(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. チャオ より:

    去年のバウティスタの強さがそっくりトプラクに移譲されてる感。
    スタートでホールショット獲ったブレ―ガの後ろに付き、別段シャカリキに
    トップを奪う訳でもなく、様子を伺いつつ、後方にも気を配り2ndポジで
    流し、ブレ―ガに余力無さそうと見切るや途端にオーバーテイク。
    後は余力残しつつも1秒チョイのギャップをキープでチェッカー。
    キャリア的には絶頂期ですね。ヤマハR1では割とムチャクチャなムリをも
    して強引に勝ちに行ってたけど、BMWでは割とスムーズなライディング。
    やっぱりトプラクはMotoGPを舞台で見せるべきじゃないかな。

  2. 70 より:

    アルバロ氏のハンディ無しのガチンコ勝負もこれだけ強ければ、見たい気がします。

  3. GG より:

    ゴール後にやるこの手のパフォーマンスはいらない。

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