クアルタラロ『現在のヤマハは決定に3〜4ヶ月もかからず、速攻で進む！』

『クアルタラロー：現在のヤマハは決定に3〜4ヶ月もかからず、速攻で進む！』

★ファビオ・クアルタラロー（25才）は2013/2014年にスペイン選手権（※現ジュニア選手権）で2年連続タイトルを獲得し、2015年には規定年齢に達していなかったにもかかわらず特別待遇でモト3デビューした。
当初は『第2のマルク・マルケス』として注目されていたが期待に見合うリザルトが出せず、2018年に『Speed Up』チームからモト2参戦した際、遂に初優勝を獲得する。
2019年にはヤマハペトロナスチームからモトGP昇格し、表彰台を7回獲得した（2位5回、3位2回）。2021年にヤマハファクトリーに昇格し、同年タイトルを獲得している。

★2024年シーズン前半の9GPで決勝最高リザルトはポルトガルGPの7位であり、現在、総合15位（44ポイント獲得）に就いている。

★7月28日に公開された『Speedweek.com』記事で、クアルタラロー選手が次のように話した。

【ヤマハ機で苦戦中ながら、貴方は2026年末までの2年契約更改を決め…】
「現在のプロジェクトを信頼してるからです。他チームへ移籍するチャンスもあったけど、ヤマハのことを大切に思う気持ちが、大きかったものですから…ヤマハが僕を思ってくれる気持ちも大きかったし。
あと、僕の希望も聞き入れてもらえたんで…これからの2年間、どう言う風に進んでいくか、様子を見ていかないとね。その結果、また新たに決断することになるだろうから。」

【現時点では、どんな感じ？】
「良いプロジェクトだし、優秀な人材も揃っていて、メンタリティも変わってきてます…決定までに3〜4ヶ月もかからず、速攻で進みますから。
僕は他メーカーで働いたことのあるスタッフの加入を希望してたんです…他のマシンでの経験がある人材をね。
ヤマハは、僕の希望を全て聞き入れてくれました…そう言うのって、継続を決める大きな理由の1つになりますよね。」

【今シーズン前半が終わり、貴方は総合15位（44ポイント獲得）に就いているが…】
「マシンはどんどん良くなってる感じなんで…おかげで、明るい気持ちになれますね。
もちろん、現在のリザルトは気に入らないけど…でも、先は長いんで。まだまだ、道のりは長いですからね。」

【2027年にレギュレーションが変わるが…】
「モトＧＰにとって、良い年になるでしょうね。」

［　後半に続く　］

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）