MotoGP

ディ・ジャンナントニオ『2023年機も最高だけど…トップ陣のようなマシンが必要だ』

『ディ・ジャンナントニオ:2023年機も最高だけど…トップ陣のようなマシンが必要だ』

★8月4日(日)、ブリティッシュGPのモトGPクラスでファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が、決勝で5位だった。現在、総合8位(−137ポイント)。

★グリッド10位から徐々に追い上げていった。

★ディッジャ選手のコメント。

【今回の決勝については?】
「手強いレースだったけど、かなり楽しめました。好スタート後、何度も競り合いをし…まぁ、そのせいで、ちょっと時間を食ってしまったんだけど。
実は、アレックス・マルケスに対しては、『先行機に追いつくためにも、ここは(無駄な競り合いを)辞めた方が良い』ってジェスチャーを送ったほどなんですよ。
今日の自分のレースには、本当に満足してます。」

【表彰台に上がれなくて悔しい?】
「現状に対し、ポジティブ思考の方が良いでしょ…競り合いの末、どうなってたか分からないんだし。後方スタートの時は、特にそうですからね。」

【気温が低かったので、タイヤ圧のコントロールには良かった?】
「確かに良かったですね…とは言え、相変わらず複雑な状況だけど。
今日なんか適切なタイヤを選ぶのが大変で…ハードが適切だろうって感じだったけど、温度調節は楽じゃなかっただろうし。
結局、ミディアムにして有利になったってとこですね。」

【あと一歩前進するには何が足りないの?】
「他の選手らみたいなマシンですね(笑)。
2023年版ドゥカティ機も最高なんですよ…トップ5入りができるぐらいなんだから。でも、トップ陣に喰い付いて行くのは難しいんですよね。
コーナー進入の最終フェーズでは、2024年版の方が上手く曲るんですよ…僕のマシン(2023年版)だと、プッシュし過ぎちゃうんで。
2024年版はコーナー中盤も立ち上がりも、稼いでいけるんですよ。」

【今回のビンテージカラーリングについては?】
「大好きです。写真で見た時から興奮しちゃって、ヴァレ(ロッシ)に『貴方とチームへの感謝の気持ちを込めて、特製ヘルメットを作っても良いですか?』ってお願いしたほどなんです。
まぁ、こう言う特別なカラーリングの時は、いつもよりプレシャーも上がるけど…でも、最終的にはモチベーションも上がるから。」

★なお、8月2日にドゥカティが、VR46チームとのプライベート契約を複数年更改したことを公表した。
同チームはドゥカティの『ファクトリーサポートチーム』となり、2025年は1選手に最新機が、もう1選手に型落ち機(2024年版)が提供される。ドゥカティからの派遣技術スタッフも増員される予定。

★選手ラインナップは公表されていないが、ディッジャ選手は契約更改と最新機の提供がほぼ確定している。
もう1名については、8月2日にドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、『VR46チームには最新機と型落ち機を提供し、最新機はディッジャで型落ち機にはモルビデッリが乗る』と漏らしていた。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(参照サイト:『Motosprint』)

POSTED COMMENT

  1. マルケスファン より:

    もはや23年機では、マルケスに次ぐ乗り手だから最新機は順当な判断ですね。危機は人を覚醒させる!昨年からは想像も出来なかった。

  2. きゃめる より:

    VRの中でNO.1扱いになるとは…
    ザ・イタリアン!みたいな顔だからかww
    まぁ古参の若手ライダー達は皆んなファクトリー行って、長兄のモルビデリとウッチョがチームで構えてりゃチームとしては安泰か。たとえビデリの成績悪くても勇退してマネージャー的な役割もできるしね。少し位は再起して一花咲かせて欲しいもんだ。

  3. 坂本八 より:

    タルゾッティ兄ィ、やっちまったな~~~~~~~ッ!!

    アタシん中では角刈りでBimotaリーンアウトのイメージ。

  4. たた より:

    いまや、ファビオと言えば、クアルタラロではなく、ディじゃ!

  5. Mahal より:

    ドゥカティ直接契約、2026までVR46決定おめでとう!!!

    シルバーストーンのスーツとヘルメットはヴァレが帰ってきたみたいだった

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