ラズガットリオグル『バウティスタと競り合う方が楽しいのだが…』

『ラズガットリオグル：バウティスタと競り合う方が楽しいのだが…』

★8月9日〜11日、アルガルヴェサーキット（ポルティマオ）でSBKポルトガルラウンドが行われ、トプラク・ラズガットリオグル（27才、BMWファクトリー）が予選首位、レース1で優勝、スーパーポールレースで優勝、レース2でも優勝した。現在、総合首位である（2位と92ポイント差）。

※各リザルトは記事下にあります

★オランダラウンドのレース2以降、13連勝となり、アルヴァロ・バウティスタによる11連勝記録を更新した。
スーパーポールレース優勝後、記録更新を祝し、クールダウンラップではオリンピック銀メダリストのユスフ・ディケッチ（※無課金おじさん）の真似をしていた。

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★レース2終了後、ラズガットリオグル選手が次のように話した。

【レース2では、キャリア54回目の優勝を獲得し…】
「特別ですよね…僕にとっては、本当に特別な数字なので（※ゼッケンが『54』である）。
しかも、強風のせいで難しいレースだったし…多分、一番苦労したレースウィークエンドでした。
フィリップアイランドの時は技術トラブルが起きてしまったけど、今回はかなり苦労した優勝でした。
強風用のセッティングを見つけられるよう、頑張って作業しないと。」

【後続を引き離そうと頑張った？】
「ええ、頑張りはしたけど無理でしたね…マシンを曲げづらいコーナーが、いくつかあったもんですから。ドゥカティ機なんか、強風でもスイスイ走ってるような感じでしたけどね。
こっちは、バウティスタとブレガの2人を相手に戦わなければならず…あの2人のマシンが、最終コーナー立ち上がりで最速だって分かってたんで。
バウティスタが転倒したのは分かったんで、その後はブレガに抜かれないよう準備してました。」

【バウティスタ転倒に気づいていたの？】
「ええ、ただ、なぜ転倒したのかは分からなかったですけどね…見てはいなかったんで。マシンの倒れる音が聞こえてきてたんですよ。」

【貴方のマシンの左ウィングが折れていたが…】
「すぐには気づかなかったんですよ…操縦には全然影響しなかったんで。
ロウズのマシンにぶつかったことに気づかなかったんですよね…接触したような気はしたけど、自分のマシンが破損したことは気づきませんでした。
これからデータを検証し、左ウィングなしだと何が変わるのかを調べます。」

【このまま最終戦まで連勝していけそう？】
「さあ、どうなるでしょうねぇ。」

【バウティスタ選手が『フィーリングが戻ってきた』と言っていたが、今後は競り合いになりそう？】
「去年、バウティスタは最強だったのに、どうして今年は開幕からあんなに苦戦していたのか…でも、徐々に復活してきてるようですよね。
バウティスタと戦うのって、好きなんで…ずっと待ってたんですよ。ダントツ優勝って、つまらないじゃないですか…観客だって、退屈だろうし。
バウティスタと優勝争いする方が良いんですよね。去年はずっとそんな感じだったから、本当に楽しかったんですけどね。ぶっちぎりの優勝って、つまらないから。
だから、僕はF1って好きじゃないんですよ…接戦なしで、選手は皆、バラバラに走ってるじゃないですか。」

『2024 ポルトガル SBK レース2リザルト』

『2024 ポルトガル SBK SPリザルト』

『2024 ポルトガル SBK レース1リザルト』

『2024 ポルトガル SBK 予選リザルト』

『2024 ポルトガル SBK 総合順位』

（参照サイト：『Moto.it』）
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）