『ニエト:ドゥカティ機は2023年版より最新機の方が操縦しやすい』
★今シーズンのモトGPは11GPが終了し、ドゥカティ選手の総合順位は以下のとおり。
首位フランチェスコ・バニャイア(275ポイント、最新機、ファクトリー)
2位ホルヘ・マルティン(-5ポイント、最新機、プラマック)
3位エネア・バスティアニーニ(-61ポイント、最新機、ファクトリー)
4位マルク・マルケス(-83ポイント、2023年機、グレジーニ)
9位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(-171ポイント、2023年機、VR46)
10位アレックス・マルケス(-177ポイント、2023年機、グレジーニ)
11位マルコ・ベッツェッキ(-202ポイント、2023年機、VR46)
12位フランコ・モルビデッリ(-202ポイント、最新機、プラマック)
★2023年機に乗るマルク・マルケスはシーズン序盤は好調で、最新機のバニャイア&マルティン選手らと互角に戦っていた。
しかし、最近は苦戦気味でなかなか優勝も果たせずにいるため、ドゥカティ最新機と型落ち機(2023年機)のギャップが広がってきているのではないかと取り沙汰されている。
★ドゥカティVR46のパブロ・ニエト氏(チームマネージャー)が、『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【ドゥカティ最新機と型落ち機のギャップは、かなり大きいの?】
「去年はそれほどでもなかったんですが…今年は大きくなってるんですよ。
私としては、ライディングスタイルへの影響が大きいように思いますね…つまり、最新機の方は楽にソフトに乗れるが、2023年機はエンジンの最大出力の出方がアグレッシブなんですよ。
好き嫌いはともかく、そうなってしまうとマシンコントロールが落ちてしまいますからね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ランキング見ればその通りの結果で、優秀と破格の差がもろに出てしまっている。さすがロッシ。
成績から24年型マシンの優位性は明確。
当然ライダーは、同じマシンを乗るライダーとの比較で評価されるがマルクの成績は際立っている。
モルビデリは、悪い方に際立っている。
残りレースは24年型3人のライダーの争いになりそうな感じですが、他のメーカーも驚かせて欲しいです。