『2024 サンマリノGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★9月8日(日)、サンマリノGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★レース中、第6ラップから数分間ほど雨が降った。
★トップ10はドゥカティ6名(モルビド&マルティンが圏外)、KTM3名、ヤマハ1名。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルティン(312ポイント)、2位バニャイア(-7ポイント)、3位マルク・マルケス(-53ポイント)、4位バスティアニーニ(-62ポイント)、5位ビンダー(-151ポイント)、6位アコスタ(-160ポイント)
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。前回のアラゴンGPではダブル優勝。グリッド9位から5位まで追い上げ、一瞬のウェットコンディションの最中、高い能力を発揮した。第20ラップではファーステストラップ(1’31.564)を記録。
チームメイトのアレックス・マルケスは6位。体調不良。
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。スタートは良かった。第20ラップまで首位マルケス選手と0.5秒差を維持したが、ラスト7周辺りから引き離された。パルクフェルメでは見るからにがっかりしており、「雨が降らなかったら、もっと違う展開になってたでしょうねぇ。昨日より好調で、優勝の可能性もあったんですが駄目でした。今日は2位が精一杯で。マルクが絶好調すぎて…次回はもっと調子を上げられると思うんで、頑張ります。雨が降らなければ、僕のアドバンテージはもっと違ってたんですが」と話した。なお、メガスクリーンにマルティン転倒が映っていたので、転倒のリスクを冒さないようにしたとのこと。なお、肩の痛みはまだ続いている。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは3位。グリッド8位スタートから、またもや追い上げレース。体調不良(多分、インフルエンサ)。
5位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは9位(昨年はドゥカティグレジーニ)。
15位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。スタートは良かったが、作戦ミスにより後退。首位を走行中に降雨となり、選手の中で唯一、マシン交換を実行した。しかし、雨がすぐに止んだため再度マシン交換を試みたが、チーム側に用意ができていなかった。本人談「多分、ペッコと同じようにしてたら良かったんでしょうねぇ」。
チームメイトのフランコ・モルビデッリはリタイア(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。第7ラップで3位走行中に転倒。転倒時は最速タイムを記録していた。
★KTM
4位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは8位。
テストライダーのポル・エスパルガロは10位。ワイルドカード参戦
17位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。第5ラップでで表彰台争い中に転倒。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア。
★ヤマハ
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは19位(昨年はホンダLCR)。最下位。
★アプリリア
11位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは18位。
16位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロはリタイア。
★ホンダ
12位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは13位。
14位ステファン・ブラドル(ホンダファクトリー、テストライダー)。ワイルドカード参戦。
正規選手のルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)は棄権。高熱。
チームメイトのジョアン・ミールも棄権。重度の胃腸炎により金曜セッションから走行してなかった。
『2024 サンマリノGP モトGP 決勝リザルト』
『2024 サンマリノGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
マルク⇒リボーン、ペッコ⇒苦難、バスティア⇒煌めき、ビンダー⇒意地、ベス⇒霹靂一閃、アレックス⇒安定、ファビオ⇒ファビオスペシャルシャシー、ミラー⇒就活アピール。こんなイメージっすね。
ペッコは負けたことをファンに謝ったり、戻ってきてチームより先にマルケスを祝福しに行ったりと、自分より他人をリスペクト出来てて凄い男ですね。
次戦も同じサーキットだから、VR46軍団は鬼の特訓してくるのでしょう。フランキーもまだチャンスあるぞ!
リスクを取ってトップを取り、ファステストラップまで叩き出したマルケスはもう疑わないよ。レース後半の乗り方が安定しててホントに綺麗なのが、ホンダ機の全盛期とはまた違う領域に入ってると思う。
来年のワークスを楽しみにしてたけど、まさか今シーズンからチャンピオンシップに絡むなんてことはないだろうなぁと思ってます。まさかね?
マルティンはなんで入っちゃったんでしょうかね〜
ランク1位なんだし、とりあえずバニャイアに付いていけば良かったのに。
周回遅れでクアルタラロの後ろを淡々と付いていかなくてはならなくなった上、最後ビニャに突っつかれ。散々でしたね。
切り替えるしかない。まだ1位。
クアルタラロは決勝も良かったですね。我慢して最後に一つあげた。
リンスも新パーツの手応えは良かったと言っていたので
一緒に上がって行って欲しい。
クアルタラロは優先だろうけど、専用マシンに仕立て上げようとはしていないと思う。リンスもきっかけがあれば上がれるはず。
バニャイアは悔しそうに。マルケスは混乱を見逃さない。
まさに経験の差が出た展開だね…
バニャイア今回はクレバーに20ポイントゲットしたなと思ったら
ちょっとびっくりするぐらい2位に悔しがっててそれにびっくりした
正直2連戦なんて毎度しょうもないと思っていたんだけど
ドライで雪辱を果たしたいライダーには福音かもね
テストも挟むから地元ライダーの優位性消えるかも
もちろんこれは予選で失敗したマルケスにも言える
何はともあれ公式記録では2連勝達成おめでとうマルケス
下手すりゃ今季のチャンピオンまで見えてきたよ
ホルへ、レインタイヤ交換の決断は早かったけど、結果的に裏目に出ちゃったね。だいぶ開いてたギャップが殆ど無くなっちゃった。MM93はウェットでも速い所が存分に生きた感じ。ドゥカティを自分のモノにした感のあるアラゴンとミザノだったね。
ファビオはアップデイトが良かったのかな、ただ他のサーキットでも行けるか、もう少し見てみないと。
マルティンは風呂場でのスリップダウンでナーバスになってたのかもしれない。
それにしても不安定な路面でのマルクの速さはエグいな
これだからレースは面白い
DUCATIに変わっても劣悪なコンディションに強いのはさすがで、あの混戦のなかトップに出て判断がマルケスの強さ
ペッコ、マルティンは若さと勢いはあっても、あれは真似できないね
ペッコは全く乗り換える気がなかったようだから天候状況をチームと共有、把握して決めてたのかもね
マルティンは次はペッコの真似をする、と言ってるけど、それじゃあダメだよ…
去年雨の茂木で乗り換えて勝ったのが頭に残ってたのかねぇ
HRCの2人はお祓いにいってください
マルティンがマシン交換したのは首位走行中ではないし、他にもピットインした選手いるので唯一ではないですよ
雨がペッコ、マルティンの一騎打ちに水を差しましたね。
前回の不運から、まだペッコにもチャンスがありますね。
ホンダはファクトリーライダーが二人とも病欠てそりゃあレプソルも愛想を尽かすというものですかね。
さすがマルケスってレースでしたね。一瞬のチャンスを逃さず悪い状況下での強い走りで優勝は凄いよね。23年型で悪い条件で2連勝ですからね。
ペッコはかなり悔しそうでしたね。マルティンとはチャンピオン争いだから数戦のスパンで見ればいいけど、マルケスとはその時その時の結果で比べられてしまいますからね。勝てないって言われてる23年型で連勝されちゃったからね。これが変なプレッシャーにならなければいいけど。
ミザノがアラゴンみたくなっちゃってライダーの技量が再び際立った感がしたけども
それでもマルティンの躊躇ない判断には驚いてしまった。結果論で拙速だ思慮が足りない
短絡的で愚かと思われるけど当たってたら大変なレースをマルティンは演出していたかもしれない。
まあFtoFはチームプレイが重要と改めて思った次第。もういっぺんミザノがあるのはまだマルティン
にはチャンスがある筈。でももうマルケスは完全にチャンピオンシップを視野に意識高くなってる感。
かなりギャンブルなレースだったのかなぁと。
マルケスもあと1周雨降ってたら、乗り換えるつもりだったって言ってたし。
マルティンはまぁ、賭けに負けた仕方ない。結構なライダー乗り換えてましたし。
にしても、マルケスは凄かった。