『バニャイア：マルケス関連のロッシ発言は…僕には関係ない』
★9月20〜22日、エミリア・ロマーニャGP（ミザノ2回目）が行われる。
★19日の木曜会見で、フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が次のように話した。
【モトＧＰ100回参戦記録だから、優勝を決めたら素晴らしいのでは…】
「前回、頑張ってみたんですが叶わなかったんですよね…スプリントのホルヘ（マルティン）も、決勝のマルク（マルケス）も速すぎなんですよ。
日曜決勝でホルヘがピットボックスに戻った時、これでポイントをけっこう稼げるって思ったんですが…マルクを抜くのは至難の業で…今回は2位だろうなって思いました。
でも、良かったですけどね…（マルティンと）7ポイント差になれたんで。アラゴンでの件がなければ、もっと詰めていけてたんだろうけど。とにかく、今はこの週末を楽しみたいと思ってます。」
【去年の貴方は『プレッシャーが好きだ』と言っていたが…今年はどう？】
「ホルヘと似たような感じで、僕も去年より身体面が仕上がってるように思います…調子も良いし。去年はこんな感じじゃなかったんで。
経験を積み、モチベーションもプレッシャーへの耐性も上がってきてるのでしょう。」
【勝負の行方はヴァレンシア最終戦まで持ち越される？】
「そうですね…ベストを尽くせるよう頑張ります。容易ではないだろうけど、シーズンのこれぐらいの段階って好きなんですよ。」
【同じトラックで2戦続くことについては？】
「ポジティブ面としては、タイヤとセッティングが分かってることですね…多少の調整は可能だろうけど、ベースは決まってるから。
前回のレース翌日に公式テストがあったし、前回ほど暑くはないようだからレベルは上がるでしょう…気温が低ければ、タイヤ圧の問題はそれほど出ないだろうから、競り合いが増えるかもしれませんね。」
【今回はポイントを確保できるなら、優勝できなくても良いと思う？】
「ホルヘの方が上位なら、そうは思いません…でも、僕より後ろなら思うかもしれませんね。でも、優勝目指して全力で頑張るつもりです。」
【ところで、最近、ヴァレンティーノ・ロッシがマルケスについて発言していたが…】
「その件について、僕は関係ないんで…当時、僕はモトＧＰに参戦してなかったし。興味もありません。」
【前回の表彰台では、マルケス選手へのブーイングがあったが…】
「以前、モルビデッリが『アンチって、ずっと嫌い続けるものだから』って言ってたでしょ…でも、失礼だと思います。僕らは毎回、全力で頑張っているんだから。僕にはちょっと理解できないことですね。
イタリアだけがこうなんだって記事を読んだんですが、そんなことないですよ…バルセロナでは僕がされたんで。
とにかく、常に全力を尽くし、もっともっと伸びて行こうと思ってるのに、ブーイングされるなんて…敬意の気持ちが足りないと思うんですよ。
どんなスポーツにもあることだけど、モトＧＰでは減っていってくれたら良いんですが…でも、僕らにできることはあまりないですからね。」
【ところで…貴方は生涯ドゥカティ選手でいようと思う？】
「ドゥカティのことを大切に思ってるし、ドゥカティからもそう思われてるでしょう…でも、絶対ってことはありえないから。
例えば、マルクなんかの例もあるんだし…先のことは分からないですよ。
僕は子供の時からドゥカティに憧れていて…現時点での希望は、このままずっと続けていくことですけどね。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
