『クアルタラロー:上位3メーカーはV4エンジンを使ってるけど、でも、ホンダだって使ってるし…』
★9月20日(金)、エミリア・ロマーニャGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、午前セッション(FP1)9位、午後セッション(PR)5位だった。
★土曜は予選2へダイレクト進出できる。
★なお、チームメイトのアレックス・リンスはサーキット入りした時から高熱だったため、金曜午前セッションで数周走行したのち、午後セッションは棄権した。土曜セッションは走行する予定である。
★クアルタラロー選手のコメント。
【この数週間、ミザノサーキットでかなり走り込んでいたそうで…】
「けっこう来てるんで…まるでVR46のメンバーみたいですよね。自宅までの道より、ここのコースの方が詳しいぐらいで。まぁ、そう言うのも役に立ってるのかもしれません。
とは言え、結局、皆、同じぐらいの走りをしてたけど。とにかく、テストをやったおかげで、一歩前進はできました。」
【どの辺りが前進したの?】
「エンジンが違うんですよ…パフォーマンスが上がったわけじゃないけど、操縦は楽になってます。
あと、マシンのベースもちょっと改善できて…テストで試していたセットアップを使ってるんです。安心感が増したんで、以前よりも速く走れるんですよね。」
【とは言え、『ファンタスティック4』からは外れてしまったが…】
「そうですね…でも、別に忘れられた存在ってわけじゃないから…だからこそ、10〜15位のためでも常に全力で頑張ってるんですからね。
今日も全力疾走して、こう言う順位に就けたんです…いつか、本格的に改善され、本当に戦闘力の高いマシンに乗ったなら、順位的に自分がどれぐらいかは良く分かってますから。」
【トップ3入りできそう…?】
「そう願ってます。」
【ところで、リン・ジャーヴィス氏がV4エンジン切り替え作業について話していたが…】
「しばらく前から知ってました。でも、良くなるか悪くなるかについては…正直なところ、なんて言って良いのか…。
上位3メーカーはV4エンジンを使っているけど…でも、ホンダだって使ってますからねぇ。
そこが最重要事項だとは思えないし…僕は期待はしてません。でも、どうなるでしょうかね。ヤマハがこんなに強くプッシュするなんて、初めてのことなんで。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)