MotoGP

マルク・マルケス優勝:母国語コメントではホンダを口撃

『マルク・マルケス優勝:母国語コメントではホンダを口撃』

★10月20日(日)、オーストラリアGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝首位だった。現在、総合3位(−79ポイント)。

★マルケス選手はグリッド2位だったが、スタート直前に捨てたティアオフフィルム(捨てバイザー)がリアタイヤの手前に落ち、スタート時にそれに乗ってスリップし(下映像)、順位を大きく下げてしまった。

★レース後、マルケス選手がスペイン『DAZN』のインタビューで次のように話した。

【みごとな追い上げで優勝したが…】
「(スタート直後)けっこう順位を落としてしまいましたからねぇ…12位ぐらいか、もっと後ろだったのか…とにかく、そばにルーカ・マリーニ(※ロッシ異父弟)がいたんで後方ってことでしょ。
あっ、でも、誤解しないでくださいよ…マリーニの名前を出したのは、単純に彼がグリッド後方スタートだったからですからね。」
(※マルケス選手はうっかり失言するようなタイプではないので、意図的にマリーニ選手の名前を出した模様。また、兄であるヴァレンティーノ・ロッシに向けての口撃でもなく、むしろ、『今の自分は最悪スタートで順位を落としても、優勝できるようなマシンに乗っているのだ』と、ホンダ陣営に対する口撃と思われる。)

【グリッドで捨てたティアオフフィルムにタイヤが乗り、スリップしたそうで…】
「グリッドで捨てちゃいけないって分かってたんですけどねぇ…タイヤの下に入ってしまう可能性があるんだから。
でも、ちょうど視界に入る所に、虫が潰れて貼り付いていて…『このままの状態で、第1コーナーまで走ることになるぞ』と思い、その場で剥がして捨てちゃったんですよ。
フィルムがマシンの下に入り込んだことに気づき、取り除こうとしたけど無理で…あの通り、スタート時にスリップしまくってたんです。
第1コーナーを回る時は本当に後方に下がっていて、マルティンに逃げ切られてしまうんじゃないかと怯えてました。でも、追い上げまくって挑んでいこうと思ったんですよ。」
(※早々に弟アレックスvsミラー選手が接触したおかげで、道がひらけて走りやすくなっていた。)

★レース後、マルケス選手がイタリア『SKY』のインタビューで次のように話した。

【最初から優勝を狙っていたの?】
「正直な話、可能だと思ってたもんですから…今回は最初から走り心地が良かったんで。
マルティンは超速だったんで、こっちはタイヤ温存なしで挑んでいくことにしました。最終的に、失うものを多くもっているのはマルティンの方ですからね。
追いついた時、彼はかなり強い走りをしていたけど、こっちも走り心地は良くって…それで攻撃を仕掛けることにしたんです。
昔、ここで勝ってた時のような勝ち方だったでしょ…まずは集団の中で競り合い、そして、最後に攻めていく勝ち方ですよ!」

★なお、マルケス選手は残り3GPで総合3位獲得を目指すとのこと。ただし、ライバルであるエネア・バスティアニーニはタイ/マレーシアが得意トラックなため、そこでは表彰台争いを目指してゆく。
また、マルケス本人は最終戦であるヴァレンシアが得意である。

(参照サイト:『Mowmag.com』)

POSTED COMMENT

  1. マルケスファン より:

    ひろゆきが聞いたら、「それってあなたの感想ですよね?」と言いたくなるような元記事ですねw 残り3ラウンド、行けるところまで行ってみましょ。決勝優勝回数マルティン超えの可能性も出てきて、チャンピオンシップ以外でも面白くなってきた。

    あとマルティンはホントに大人になったと思う。あえて行かなかったのもそうだし、表彰台前のVTR観戦でも自分が抜かれるシーンではあえて顔をそらして見なかった。
    あそこで同席のマルケスにやられた感は与えちゃいけないよね。彼女さんが良いメンターなのかも。チャンピオンになれそうな気もしてきてます。

  2. バリー#7 より:

    「後ろ足で砂をかける」
    「恩を仇で返す」
    とは正にこのことだな

  3. 桑田裸郎 より:

    口撃というか叱咤激励では?

  4. まささん より:

    「そばにルーカ・マリーニ(※ロッシ異父弟)がいたんで後方ってことでしょ。」

    最終的にはその後ろにあなたの弟君がいらっしゃったんですけどね。

  5. ドビチおうぞう より:

    コロナでトドメ刺されたかもしれないけど、いろいろ後手に回ってたのはやはり慢心でしょ?
    ホンダはもっと言われた方がいいくらいじゃないですかね

  6. NSR50 より:

    これをホンダへの口撃ととらえるのは、どうなんだろう?
    欧米人の感性なのかね?

  7. 鯖通り より:

    原文も読みましたが
    一部のファンはマルケスに対し今でも深い遺恨を持っているという事がよく判りました
    ただそれだけです

  8. レース大好き より:

    推測憶測が多く、紹介の仕方、タイトル決めつけすぎだと思いました。
    インタビュー訳はこんな感じでした。
    「スタート直後のコーナーでは、多くのライダーが走行している状況でしたから、あまり動かないようにしていました。しかしマリーニ、ヤマハなど多くのライダーがいました。ターン2の段階ではなぜか6位にまで順位をあげていて、リプレイでどうやっていたのかを見返したいと思います。前にいるペッコにだけ焦点を当てて走行しました。」

  9. とんじる より:

    ファン曰くマルケスいなくなって超速のホンダが戻ってくるらしいから、ドゥカティと並べるくらいワークスのホンダが速くなったんやろ

  10. maxtu より:

    マリーニ、HONDA関係者がこんな記事みても何も思わないよ

  11. ロッシ より:

    マルケスはグリットに着いた時点で捨てバイザーを投げ捨てる光景をよくみかけるが、虫とかじゃなくていつものルーティンと思う。他車のタイヤやインテークに入らないのが未だ幸いだが・・。

  12. しらんけど より:

    強い相手ならともかく今のホンダを口撃しても意味はない。そしてマルケスを貶める記事を書けば参照数が稼げる。これは記者による口撃だよ

  13. マルケスファン より:

    そう。同じ内容がこのサイトだとこう書かれてるだけで記者の感想でしかない。情報確認出来ないとダメよね。

  14. マル信者 より:

    なんだこのミスリード記事。。
    このサイトはよく見させてもらっているがいささか
    私情的な憶測で残念だ

  15. TBN より:

    ハラダもアプリリア時代にイタリアメディアと
    母国語メディアではインタビュー違ってたっけ
    しかも母国語は辛辣だった気がする

  16. G3K より:

    これわ イタタGP だわ
    火種大きくするような記事かとw
    まあ 面白いけど どうでもいいわ

  17. ばりー より:

    ハッチの著書を、みなさん観て。

  18. aventa より:

    メディアだって、読んでもらわないことには商売にならないわけで、見出しで煽るくらいのことは織り込み済みで見てます。

    最下位近辺が指定席のホンダのマシンをみたら、
    「ああ、かなり後方に下がったな」という判断を
    するのは自然なことだし、真意なんて確認のしようもないし。

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