MotoGP

マルケス追い上げ、アコスタ容態、フェルナンデス羽なし、國井勇輝…etc:2024オーストラリアGP

『マルケス追い上げ、アコスタ容態、フェルナンデス羽なし、國井勇輝…etc:2024オーストラリアGP』

★10月18〜20日に行われたオーストラリアGP前後のニュースは以下のとおり。

★10月20日(日)の決勝における、マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)の追い上げは以下のとおり。

スタートグリッド:2位
スタート直後の第1コーナー:13位
第1ラップ:6位(首位と1”269秒差)
第4ラップ:4位(首位と1”733秒差)
第6ラップ:3位(首位と1”668秒差)
第12ラップ:2位(首位と0”123秒差)
第26ラップ:首位(後続と0”111秒差)
第27ラップ:首位(後続と0”997秒差)

★10月20日(日)の決勝で、なぜラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)はウィングなしで参戦したのか?

フィリップアイランドは強風を理由に、唯一、『エアロダイナミクス効果のある付属品』を外すことがレギュレーションで許可されたサーキットである。
同チームは19日(土)にも外して走行していたが、天候コンディション(降雨/低温から、その後、ドライに)により有効データを集めることができなかった。
日曜決勝は天候コンディションが大きく改善されたためレース本番で試してみたところ、フェルナンデス選手は10位となり(※アプリリア勢2位)、
「いつもよりウィリーは酷かったが、方向転換やブレーキングでは動きが良くなっていた」とコメントした。

★10月20日(日)、ペドロ・アコスタ(GASGASテック3)はオーストラリアGP決勝を棄権した。
土曜スプリントでの転倒で左肩を強打し、医師陣から出走許可が降りなかったためである。
病院での精密検査の結果、骨折はないが、強打した際に靭帯が伸びたため痛みが出ているとのこと。
なお、タイGPでは木曜日に医療チェックを受けなければならないが、今のところ、参戦できるものと見られている。

★10月20日(日)のSBKスパニッシュ最終ラウンド終了後、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGOELEVEN)がテストには参加しないと発言した際、「他に用事があるから?」と訊かれると、「(ディ・ジャンナントニオ代役オファーの)電話は来てませんよ」と答えた。

★10月22日(火)、2025年に『Honda Team Asia』からユウキ・クニイ(國井勇輝)がモト2クラスに参戦することが公表された。クニイ選手は2020〜2021年に同チームよりモト3クラスに参戦していた。
ちなみに、今年のモト3チャンピオンであるダヴィド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)も、現チームのままモト2昇格することが決まっている。

★オーストラリアGPスプリントのみの総合順位。

首位マルティン(143ポイント)
2位バニャイア(109ポイント)
3位マルク・マルケス(104ポイント)
4位バスティアニーニ(94ポイント)
5位アコスタ(63ポイント)
6位ヴィニャーレス(55ポイント)

★オーストラリアGP決勝のみの総合順位。

首位バニャイア(295ポイント)
2位マルティン(281ポイント)
3位マルク・マルケス(241ポイント)
4位バスティアニーニ(237ポイント)
5位ビンダー(153ポイント)
6位ディ・ジャンナントニオ(126ポイント)
7位ベッツェッキ(122ポイント)
8位アコスタ(118ポイント)
9位ヴィニャーレス(116ポイント)
10位モルビデッリ(106ポイント)

★オーストラリアGPの観客動員数

プレGPおよび金曜日:23,001名
土曜日:31,203名
日曜日:36,481名
合計:90,685名

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

created by Rinker
KRAFT クラフト
¥1,767
(2024/11/20 22:06:34時点 Amazon調べ-詳細)

POSTED COMMENT

  1. グウちゃん より:

    べジマイトはマズい!笑

  2. としあき より:

    マルティンはやっぱりスプリントで稼いでるなー
    もしタイトルを取るとスプリントチャンピオンって感じで
    日曜日により多く勝ってポイントを得てるバニャイアからすると
    GP史上最も大きなポイントシステム変更に翻弄された感じだ

  3. チャオ より:

    ラウル・ブリビオ・アプリは画期的な状況判断だったと思います。風の影響を考慮した結果、
    ハンドリングの旋回性能が良くなったと。まあ普通に考えて当たり前じゃないですかね、
    フロントアッパーにあんな板っ羽なんかくっつけてハンドリング旋回性を手かせ足かせしてる
    様なものでしょうから。ラウルのコメントだと目から鱗の様で、板っ羽なしの方がなにやら
    戦闘力が向上し、他との差を生むに有効と気が付いた様な感。
    まあデータなしのぶっつけガチ本番で板っ羽外す英断をしたトラックハウスチームの
    柔軟な対応が今後トレンドの流れを変えて行くと面白い気がする。

  4. マルケスファン より:

    フェルナンデスのウイング無しが意外とよかったというのは、基本的な素性は良いマシンの表れ=来期の小椋選手は楽しみだ という方向にどうしてもつなげてしまう。w

  5. 74 より:

    ラウルはポジティブなコメントだが、結果は10位で予選を下回っている。
    ハンドリングが劇的に軽くなり、乗りやすくなったかもしれないけど、上位はみんな羽アリ車ばかりだから正しいとは言えない気がします。
    これが表彰台や、予選を上回ったならわかるけど。

  6. うに より:

    「いつもよりウィリーは酷かったが、方向転換やブレーキングでは動きが良くなっていた」
    それで±どっちなのかが重要なんだけど、結果からするとマイナスなのかな。スタートミスったみたいだから結果から見るのも微妙だけど。

    羽根がない方がハンドリングが軽くなるのは他の選手も以前から言っているし、当たり前なので目新しい情報じゃない。それでも付いてた方がトータルで良いので外さない派が多数なのが現状。

    羽根がないだけでカウルの形状は以前より空力を重視したもののままなので、後方に付いた選手がどう感じたかは意見を聞いてみたいところ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP