『フォルカーダ:捨てバイザー事件?マルク・マルケスは無作法だ』
★10月25日(金)、タイGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、午前セッション(FP1)4位、午後セッション(PR)首位だった。
★マルケス選手は先のオーストラリアGP決勝で、スタート直前に捨てたティアオフフィルム(捨てバイザー)がリアタイヤの手前に落ち、スタート時にそれに乗ってスリップし(下映像)、順位を大きく下げつつも最終的に優勝した。
★先日、ホルヘ・ロレンソ(37才、2010/2012/2015年元GP総合優勝)のポッドキャスト『Duralavida』で、同件が話題になっていた。
★同ポッドキャストでラモン・フォルカーダ(モトGP業界の名チーフメカニック。ロレンソ元選手の現役時代を支えた)が、次のように話した。
【マルケス選手がグリッドでティアオフフィルムを捨て、それに乗ってスリップしていたが…】
「地面に物を捨てるってのは無作法な行為でしょ。よくあれが規則違反にならないもんでね…驚きますよ。まぁ、法の隙間ってやつなんだろうね。
私ならトラックに物を捨てるなんて禁止にするけどね…スタートグリッドなんて特にそうでしょ。ところが、マルク・マルケスや他何名かは、定期的にティアオフフィルム捨ててるようでね。
今回はマルク本人のタイヤの下に入り込んだわけだが、もしあれがマルティンのタイヤ下で、レースが台無しになっていたらと思うとねぇ…。
グリッドでティアオフフィルムを捨てることに、いったい何の意味があるって言うんだか…スタートってのはデリケートなもんで、どんな動きもおろそかにはできないんですよ。もっと慎重になるべきでしょ。」
【マルティンvsバニャイア選手のタイトル争いも佳境に入っていることだし…】
「オーストラリアGPのペッコ(バニャイア)は、ストレスだったと思いますよ…スプリントなんか特にね。次から次へと抜かれて行くのに、なんの抵抗もできないんだから。
おそらく、あれはブレーキじゃなく、サスペンションのせいだったと思うね…ブレーキングが大変なサーキットなんて、他にもいくつかあるんだから。」
【一方、マルティン選手は満足だったでしょう…】
「いやぁ…『これだけの作業をやって、なぜ勝てなかったんだろう』って、自問自答するんじゃないの。
物凄いことをやってるって言うのにねぇ…マルティンもペッコも、あれだけのことをやっていながら勝てないんだからストレスだろうね。
多分、マルティンの方がプレッシャーは大きいでしょう…今年、タイトルを取れなかったら、来年は難しいんだから。本人の才能の問題じゃなく、アプリリア機だと大変って意味だけどね。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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スタート前にシールドに大きな虫が付いてたって知らないんでしょうか?
そんな状態で大切なスタートに集中できるわけないでしょうに。
マルティンは最新の注意を払いながらマージンを少し残しながらレースしていますね。
昨年とは違いを感じます。
前回も無理に優勝狙わなかったし、残りも着実にいくと思います。
今日も楽しみ。
ライダーの心情では「後ろのヤツが踏めばいいな」と思って捨てる、と言ってましたよ。
これは確かに規則で禁止にすべきだろうね。
本人には他人を妨害したり、ましてや自分のマシンが踏むなんて考えてもいなかっただろうけど、危険であることには間違いないし、踏まなかったとしても、後続のマシンに張り付いてトラブルの原因にもなるし。
ただ、今回の自作自演劇場には笑わせてもらったけどwww
あらら…
であれば今回のマルクは因果応報になっちゃったって訳か…
だが…しかし…
優勝してしまったので最終結果的には因果応報になってないけどねー♬
そういえば、ファビオだか誰かの捨てバイザーをミラーのバイクのラジエター部分に吸い込んじゃったってのもありましたねー
この人は偏屈っぽいからねぇ
逆の考え方なのだけどスタート時点の捨てバイザーは危険、は同感だけど、クルーに渡すか、アクシデントで直前で剥がす必要があればスタート遅らせても回収した方が良いと思うけどね
ペナルティとか細かい事は言わずにあくまでも安全性優先で
バイクにウイングいっぱい着けるより、捨てシールド用のゴミ箱を着けるって規則にすればいいじゃんね。
マルケスが無作法だって言ってるんじゃ無いでしょ?皆んな普通にやってるけど、よくよく考えたら良くないよねって話でしょ?^_^
私もフィルムを捨てるのは不快ですね。MotoGPだけじゃなくF1などのフォーミュラでも。いつからアレって始まったんだろう。
以前、誰かのマシンのどこかにステバイザが貼り付いた事有りましたよね?
これに限らずマルケスが無作法なのはみんな知ってる。