『ドメニカーリ:世間はマルティンが、うちの選手だってことを忘れている…』
★11月16日(土)、バルセロナGPのスプリントが行われ、以下の3名が表彰台に上がった。
優勝フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
2位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)
3位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)
★タイトル争いでは総合首位マルティンと2位バニャイアのギャップが19ポイント差に縮まり、チャンピオン確定は日曜決勝に引き伸ばされた。
★11月16日(土)付けの西サイト『Marca』インタビュー記事で、ドゥカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOが次のように話した。
【マルティン選手により、プライベートチームによる初タイトル獲得の可能性が限りなく高まっているが…】
「メーカーはプライベーターがタイトルを取るのを許さないものだと、良く言われてますよね。
ただ、世間はピンときてないようだが、マルティンはドゥカティと直接契約してる選手なんですよ。ファクトリー待遇の選手であり、給料も報奨金もうちが支払ってるんだから。
マシンだってドゥカティ機に乗り…しかも、最新ファクトリー機なんですからね。」
【ただ、ドゥカティのファクトリー機と言えば、赤なわけで…】
「世間は(マルティンが)赤いマシンに乗っていないと…カラーリングが違うのだからドゥカティ機ではないと言うが…一体それになんの意味があると言うんだか。
ドゥカティは2つチームを持つと決めたんです…プラマックとレノヴォ(※ファクトリー)と言うチームをね。マテリアルも、まったく同じ物を使ってるんですから。
うちが金を払って雇ってる選手に、最良マテリアルを提供しなかったとしたら…そっちの方がよっぽど変でしょ。」
【現在、マルティン選手がバニャイア選手を、24ポイント引き離して総合首位に立っているが…】
「ペッコの方がやや速いでしょ…決勝で10勝してるのだから。ただ、ホルヘがここまでトップに立ち…転倒が少なかったですからね…それだけ引き離していても当然でしょ。」
【マルティン選手は今シーズン末に離脱してしまうが…】
「(ファクトリーシートに関し)ホルヘとマルク・マルケスのどちらかを決めねばならず…マルクが最新機でなかったことに重きを置きました。少し不利な状況で戦っていたのですから。
実に難しい選択でしたよ…僅差でしたからね。ホルヘは若く、我々のものと育った育った選手だし…モトGPクラスはドゥカティ機で始めたんですから。
我々としては、あらゆるコンディションにおいて最大ポテンシャルを有している選手を選ぶよう努め…そう言う意味では、マルクは最強ですからね。
だから、ドゥカティはマルクを選んだのです…来年はペッコとマルクの2人が、似たようなパフォーマンスを披露してくれることでしょう。それが私の展望です。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
綺麗事にしか聞こえない。
マルケスを選択したのは商業的な観点がガッツリ含まれているからでしょ。
純粋な速さならマルティンがファクトリー昇格に相応しい。
世界チャンピオン以上の功績は無いのだから。しかも、ファクトリーチームのエースを抑えたのが何よりの証明。
来季はペッコがチャンピオンに返り咲くと思います。マルケスがマルティンより優れている、GP23機のせいだ、商業的ではないというなら来季はしっかりペッコを引き離してチャンピオンを獲得するはず。
マルティンには今日しっかりチャンピオン獲得してもらいたい。
まあ、マルクとペッコのペアでも、ドゥカが我が世の春を謳歌するだろうけど、その期間はホルへとペッコのペアが実現したであろう期間よりも、短いだろうね。
自分としては、ホルへがアプリリアのレベルをどこまで引き上げてくれるか、楽しみだ。
マルティンはプレミア昇格後PRAMACで育ち、何故PRAMAC移籍を宣言したのか。ここに実はファクトリーと最新型を与えられても存在する新しいマテリアル供給の差が有るんでしょう。どうしてもそう何台も新マテリアルを直ぐは無理な話。
今日のレースとその後の各選手を堪能して、来期のマルティンは等に思いを巡らせる観る者には長いシーズンオフ。
負け惜しみコングラチュレーションってウケてしまった
このタイミングでイタリアメディアが報じてるなら国内では論議、批判?が多いのかもね?
2年連続のファクトリー王者をストップさせたのは同じメーカーのサテライトライダーで、しかも来季は他メーカーに移籍
ちょっとしたスキャンダルであり、上層部からは責任追及もされそうな
マルケスファクトリー入りの判断をした時はペッコが3連覇すると目論んでいたのが大きな誤算になった
ドゥカティの黄金時代と言うことでしょう。
マシンもライダーも、チームとして必死に積み重ねてきたものが展開されている今のMotoGPは応援していて本当に楽しい。
とにもかくにも、1強メーカーのレースではなく、アプリリア、KTM、そして日本のマシンもレベルアップしてもらわないと。マルティンにはその起爆剤になってほしいね。ペッコとマルクにはフェアなバトルを魅せ続けてほしい。そして、マシンの性能がライダーの才能を潰してしまう様な状況を変えてほしいな。マシンを作る側も人間なんだから、勝たないとモチベも市販車の魅力も上がらんでしょ。
何かドゥカティを悪者にしないと気がすまないって感じ。
マルティンの一発の速さは昨年までの特徴で、今年はシーズンを通した判断力を備えた優秀なライダーであることは確か。
片やペッコもチャンピオン前は精神的に弱いなど、結果が出る前はみんな好きなようにいうもんだと。今シーズン転倒はあれど、あれはより速さを求めた結果だとも見える。
ではマルクマルケスは? ドゥカティ移籍後「やっぱ速い」
それとエネアを忘れてはならない。ドゥカティから出ていくライダーが次のチームで貢献出来ると考えれば、全体底上げに繋がる。
それとアレイシー。お疲れ様。彼がホンダに行くことと、マルティンと仲がいいことは、色々と想像をさせられる。
マルティンはポイント加算してタイトル獲得走行でいいのよ。決勝レースで誰もマルティンに絡むなよ。無粋なマネだけはやめてくれ。
ペッコとエネアは行くだけだからマルクが其れを良しとするのかしないのか!?
マルティンは余裕をもって7pt以上獲得できる順位で完走して、最後はアレイシとランデブー走行と行きましょうや!
マルケスを選んだ判断は理解できるけど、軽口が酷い。