『ニエト:モルビデッリにはトップ3〜4争いの実力がある』
★11月19日、バルセロナサーキットでモトGP公式テストが行われ、フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)が7位だった。
★チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは手術直後で不参加だったため、代わりにミケーレ・ピッロ(テストライダー)が参加し、19位だった。
★2024年、モルビデッリ選手はドゥカティプラマックから2024年機で参戦し、総合9位(-335ポイント)だった。
2025年は師匠ヴァレンティノ・ロッシ率いるVR46チームから参戦する。なお、VR46チームは2025年よりプラマックに代わり、ドゥカティのセミファクトリーチームとなる。
★バルセロナテスト後、VR46チームのパブロ・ニエト(チームマネージャー)がスペイン『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【新規加入のモルビデッリ選手はどう?】
「フランコはVR46ライダーズアカデミーの選手ですからね…最初から上出来ですよ。
こっちも彼が何を必要としてるか分かってるんで、トップ3〜4位争いができるようなプラスアルファの部分を提供していきたいと思ってます。
フランコのポテンシャルとしては、それが可能なプロジェクトなんだし…なによりも今年と同じマシンで継続的に進めていけますからね。
通常、他メーカーから移籍してきて2年目となれば、良くなっていくはずなんで…そうなることを願ってます。」
【今回のテストではどうだった?】
「マシンは、フランコが今年乗っていたものと微妙に異なるんですよ…基本的には同じものなんですけどね。本人はグリップに高評価を出してたんで…そこは重要でしょ。
今回のテストはマッテオ(フラミーニ、チーフメカニック)や技術スタッフ陣との顔合わせも含め、フランコ本人の感触の伝え方とか、マシンに加える改良について理解し合うのに有効でした。」
【今回はディッジャ選手が不参加で、代わりにピッロテストライダーが出走していたが…】
「重要ですよね…ドゥカティ側が、2025年機についての理解を深めていけますから…まだ最終決定版じゃないんで、今回のテストは役に立つでしょう。
2025年機は完全に新しいものなんで…ここから各ディテールが改善されていくわけですから。とは言え、今回のが85〜90%ベースになるんだと思いますけどね。」
★モルビデッリ選手も同テストには大満足で、次のように話した。
「典型的なテスト日にもかかわらず、速い走りができたんで嬉しいですね。
このチームの一員になれて誇らしいですよ…ヴァレンティーノ・ロッシのために走れるって言う気持ちを大切にして、参戦していきたいです。
マシンも今年と同じものだから慣れてるわけで…開幕に向け、有利になるかもしれません。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
来季の前半戦は、25ドゥカティの調整まごついてる間に、このモルビデリあたりが表彰台争いのキーマンになる様に感じる?!昔のような調子を戻してくれれば…。
前年と同じマシンはモルビデリだけだからセットアップが十分じゃない新型やメーカー乗換えのライダーよりシーズン当初はかなり有利なんじゃないかな。