『オリヴェイラ:不運な転倒で負傷したが、ヤマハ機で再出発』
★11月19日、バルセロナサーキットでモトGP公式テストが行われ、ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック)が17位だった。
★2024年、オリヴェイラ選手はアプリリアTrackhouseから参戦し、総合15位(-433ポイント)だった。
2025年は新生ヤマハプラマックチームから、ジャック・ミラーと共に参戦する。
★先日、スポンサーイベントに出演した際、オリヴェイラ選手が西サイト『Marca』のインタビューで次のように話した。
【2023〜2024年の、アプリリア機での参戦については?】
「この2年間、技術的にも身体的にも問題があって…何度かケガをしましたからね。当初の目標を達成することはできませんでした。
ゴタゴタした2年間だったけど、そのお陰で今後は選手として強く、パーフェクトになっていけるんじゃないかと思ってます。
それまで慣れ親しんできたのとは違うマシンに適応し、ライディングスタイルも進化させることができたんで…今後、役に立つんじゃないんですか。」
【今シーズン終盤、インドネシア戦で手首を負傷し、5GP欠場となってしまったが…】
「回復期間については、当初の予定通りで…最低6週間ってことだったんで、最初から5GP欠場だと思ってました。
けっこう長い感じだったけど、実際はアッと言う間でしたね。5GPも家でレース観戦しなければならなかったけど。
(インドネシアでの)転倒はツイてなかったんですよ…マシンのコントロールユニットがショートして、全システムがコントロール不能となり、ハンドルから転倒してしまったんです。
この手の転倒だと、ケガについては運頼みって感じで…けっこう複雑な転び方なんで。ハンドルや路面に強打してしまうと、ツイてないことになりかねないんですよね。
それで、速攻で帰国して手術したんです…その後は順調でしたよ。完治できてるんで。」
【バルセロナテストでのヤマハ機初乗りについては?】
「良い一日でしたよ…まぁ、初日だったんで、マシンやチームに速攻で馴染むようにしてました。じっくり作業をする流れではなかったんでね。
(プラマック)チームはタイトルを取ったばかりだったし、彼らにとっても新しいマシンでしたからね。ヤマハ側のサポートのもと、(マシンの)移行作業を行ってました。
技術的にはじっくり作業できなかったんですよ…とにかく新しいものばかりだったんで。でも、楽しかったですよ。
マシンは基本的な点がいくつか足りないんで、その辺りを改善していく必要があります…でも、良い感じだったんで嬉しかったです。
次のテストに向けて、モチベーションも上がったし。早く始めたくてウズウズしてるんですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ユニットがショートして全システムが制御不能って怖い。
移籍してからケガで欠場が多かったので、流れが変わるといいですね。
ビニャはこう言う事を言ってたのね。