『スッポ:(ホンダは)マルケス&ストーナーのドリームチームを作ろうとしていた』
★今年6月末、リヴィオ・スッポ(イタルトランスチームのモト2コンサルタント、元ドゥカティ/ホンダ/スズキのチームマネージャー)が、西サイト『Relevo』のインタビューで次のように話した。
【貴方は2010年にドゥカティからホンダ陣営に入り、その翌年、ケーシー・ストーナーもドゥカティからホンダに移籍したが…】
「あれは私にとって重要なフェーズでしたね…ホンダに加入した1年目から、その件については、ナカモト(※中本修平、当時のホンダHRC副社長)に言われてたんですよ。
当時のホンダは悪くはなかったが、2006年にニッキー・ヘイデンがタイトルを取ったきりで…だから、また取れるようにすることが目標だったんです。
まぁ、上手くいったんじゃないんですか…ケーシーやマルケスのおかげで、その後、何度かタイトルを取ったんだから。」
【かつて、エンゾ・フェラーリ(※フェラーリ創設者)が、破格選手らのことを『変人』と呼んでいたが…】
「皆、それぞれですけどね…まぁ、それぞれ個性的でね。とにかく、興味深いですよ…どの選手も常に全力を尽くし、そして、何をしても許されてしまうような才能を持ってましたからね。
トラックで走る姿ときたら…オートバイ好きなら大喜びするだろうし、とにかく、大満足でしょうね。でも、本当に皆、それぞれ違ってましたよ。」
【当時のホンダには、実現できなかった目標があったそうで…】
「マルケス&ストーナーのドリームチーム結成ですね。」
【ストーナー引退により、結局、マルケス&ペドロサチームとなった…】
「ペドロサは、あの体格と体重であんなマシンに乗って…あれは本当に至難の業なんですよ。凄まじい才能と、特殊な感受性を持っていると言うことを証明してましたよね。
あれでタイトルを獲得できなかったのは、巡り合わせの問題だったんだと思いますよ。とは言え、スポーツ選手として素晴らしいキャリアを築き、世界中で多くのファンを獲得し…どれだけ物凄いことをしているかが伝わったんでしょうね。
(ペドロサは)自身のキャリアを誉れに思い、胸を張って然るべきだと思いますよ。」
【これまで組んできた選手の中で、一番絆が強かったのは…?】
「一番しっくりきた選手は、多分、ニッキー・ヘイデンでしょうね。
実は、どの選手と組んでも、友人関係にはならないようにしてたんですよ…チームマネージャーたる者、友情とプロ精神を混同すべきではないと思ってるんでね。
まぁ、今はカピロッシと友人関係だし、ペドロサとも頻繁に話をしてますけどね。」
【これまでのモトGPキャリアで、最も記憶に残っていることは…?】
「2つあって…1つは2007年です(※ドゥカティでストーナー元選手がタイトルを獲得した)。
あの年のプロジェクトは、自分がガッチリと手がけたものだって思えるんですよ。ドゥカティへも、心から納得して加入したのだし。
ホンダでのタイトル獲得は、もうちょっと事情が違うんですよ…とにかく、勝たねばならないって状況だったんで。
一方、ドゥカティでのタイトル獲得はねぇ…2003年にモトGP参戦を始めて以来の夢だったから。」
【もう1つは…?】
「2011年のセパン戦ですね(※マルコ・シモンチェッリがレース中の転倒により死去した)。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
マルケス&ストーナーの天才タッグ見たかったな…
>「マルケス&ストーナーのドリームチーム結成ですね。」
>【ストーナー引退により、結局、マルケス&ペドロサチームとなった…】
ドリームチームなんかない
マルケス専用チームですよ
正にドリームチーム!同じマシンでの
天才同士のバトル!見たかったなぁ〜