『アコスタ:モトGPタイトルを取らないことには…中途半端な感じがする』
★ペドロ・アコスタ(20才)は2024年にKTMプライベーターからモトGP昇格し、PP1回、表彰台9回を獲得したが(決勝5回、スプリント4回)、転倒も多く(28回)、最終的に総合6位(-293ポイント)となった。
★先日、アコスタ選手がムルシア・カトリック大学のポッドキャストインタビューで次のように話した。
【今年の日本GP予選ではバニャイア選手を抑えてPPを獲得したが、レースは2戦とも転倒リタイアとなり…】
「日本GPは色々とかなり上手く進んでたんですけどねぇ…僕の戦闘力も高かく、トップ2内に入ってたんだから。
確かにどっちのレースも転倒してしまったけど、とにかく、今シーズン最強の週末でしたよ。ポジティブ面を重視しないとね…転倒はしたけど、でも、伸びていくには転倒するしかないんだから。」
【モトGPに昇格した感想は?】
「オートバイレースが僕の『ライフスタイル』になりました。
5才の時から毎週トレーニングを続けてるんで、まぁ、『仕事』なんだけど…でも、『仕事』って言ってしまうと、楽しい部分がなくなってしまうじゃないですか。
だから、『ライフスタイル』って感じですかね。」
【レーサーと言うのは危険が付き物だが…】
「身体だけじゃなく、精神的な危険もあって…すぐに『天狗になってしまう』ものでしょ。
僕もモト3時代にそんな感じになったんですが、本当にアッと言う間だから。ただ、僕の場合、実家を離れなかったって言うのが…地元を離れなかったって言うのが良かったんですよね。
だから、大丈夫でしたよ。まぁ、モト3/モト2で世界タイトルを取れたのは本当に嬉しかったけど、でも、モトGPで取らないことにはねぇ…中途半端な感じでしょ。」
【2025年シーズンに向けては?】
「バルセロナテストはなかなか順調でしたね…まぁ、大きな変化はなかったんだけど。
ここ数年、機械的なトラブルってなかったんで、同じ問題を数ヶ月も抱え続けるなんて理解できなかったんですよねぇ。
とにかく、全体的には良かったですよ…僕としては、チームやスタッフが変わったって言うのが良かったです。」
【好リザルトを期待できそうなサーキットは?】
「タイ、カタール、オースティン…いや、ヘレスの方かなぁ。来年はシーズン序盤が良さそうなんですよね。
しっかり安定した流れを掴めたら、前に出ていけると思います。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
現状、タイトル獲得にはドゥカティが最適な訳で、そのドゥカティ側も早々に接触してきたので、遅かれ早かれ移籍は間違いないでしょう。