『ダッリーニャ:陰謀論者たちよ、スポーツとは最優良選手が勝つものなのだよ』
★2024年のモトGPで、ドゥカティは以下の成績を収めた。
[ライダー部門]
総合首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)
総合2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
総合3位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
総合4位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)
[コンストラクター部門]
総合首位ドゥカティ
[チーム部門]
総合首位ドゥカティファクトリー
総合2位ドゥカティプラマック
総合3位ドゥカティグレジーニ
★ドゥカティはライダー部門では3年連続、コンストラクター部門では5年連続タイトルを獲得している。
★先日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が、『MotorCycle News』紙のインタビューで次のように話した。
【2027年にはレギュレーションが改定されるが…】
「どのメーカーにとっても、コストが重要問題となるでしょうね…むこう2年間は、資金面が複雑でしょうから。
2027年に向け、完全に新しいエンジンを…いや、完全に新しいマシンを開発するわけで…多くの変更がある中、現行機の開発との同時進行は厳しいでしょう。」
【バニャイアvsマルティンのタイトル争いは、マルティン勝利に終わり…】
「ペッコ(バニャイア)に関しては、二輪レーサー史の多くを塗り替えるであろう選手だと思ってます。
2年連続タイトルを獲得した選手であり、同様の功績を成した選手は多くないと言えるでしょう。今年は3回目のタイトル争いだったわけで、現時点におけるモトGPNo.1選手ですからね。
もちろん、マルティンは超速であったし、レースによってはペッコ以上に速かった…しかし、ペッコの方が速かったレースもありましたから。
しかも、ペッコは、現在の選手の中でも一番と言える『レースビジョン』を持ってますからね。」
【当初、ドゥカティ側からメーカーオーダーが入るのではと取り沙汰されていたが…】
「まぁ、我々とは異なる選択をするメーカーもあるのでしょうけどね…そう言うことを言う人達は、私のこれまでのキャリアを知りもしないのでしょうね。
これはスポーツなのですから…そうあり続けるべきなんですよ…つまり、勝つのは最優良選手だと言うことです。
2名の選手が正々堂々と戦うことが、私にとっては重要だったんです。
シーズン終盤に我々が新マテリアルを投入しなかったことには、大きな意義があると思っています…どちらかが優遇される可能性を排除したのですからね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
本当はね、1番強いチームのエース(ダブルエースかも)もしくはChampion獲得した選手が1番の契約金(年俸)を獲得して欲しい。個人スポンサー料は別で良い、あれは人気や実績。
YAMAHAのファビオが1番の高給取りは、YAMAHAとHONDAのしんどさは理解するがドルナの報奨金はランキング順でマルティンが3億円。
シーズン終えた時点でメーカー問わずランキング順の契約金にならんかな?
Moto2で40% Moto3は60% の持ち出し金もキッツイなぁ。
共通E/Gでもアロンソ ロペスは別格として強いチームは翌年バラストのハンデとかして才能と考えて上手くなる選手をお手軽に育成するクラスと割り切って欲しい。