『ダッリーニャ:マシン開発の秘訣とは?』
★2024年のモトGPで、ドゥカティは以下の成績を収めた。
[ライダー部門]
総合首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)
総合2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
総合3位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
総合4位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)
[コンストラクター部門]
総合首位ドゥカティ
[チーム部門]
総合首位ドゥカティファクトリー
総合2位ドゥカティプラマック
総合3位ドゥカティグレジーニ
★ドゥカティはライダー部門では3年連続、コンストラクター部門では5年連続タイトルを獲得している。
★先日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が、『Speedweek.com』紙のインタビューで次のように話した。
【マシン開発において、ライダーとエンジニアそれぞれの任務とは?】
「ごく普通のことなんですが、ライダーと言うのは日常的に問題点を言ってくるものなんですよ…そして、常に何かしら不可能なことを望むものでね。
我々エンジニアの任務はそれを聞くこと、そして、問題を解決できるよう努めることで…解決されたら、次の問題が起きると言うわけでね。
ライダーの任務は限界点を認識すること、あと、そのマシンでは出来ないことを特定することですね。
ライダー陣の言葉を借りるならば、我々エンジニアがマシンの各エリアにどれだけ関与するかが重要なんですよ。
常に全体像を把握し、(ライダー陣は)改善に向けてのアドバイスをエンジニア陣に提供すると言うことですね。
ただ、ライダー陣からの要請がなくても、もし良いアイデアがあるならば、こうしたイノベーションが起きるはずなんですよ。
つまり、イノベーションに通ずる道をオープンにしておくことが大切なんです。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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