『ザルコ:ホンダよ、2025年プロジェクトは2024年と同じか…それ以下だぞ』
★2024年のモトGPで、ホンダ選手の総合順位は以下のとおり。
17位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、−453ポイント)
19位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR、−477ポイント)
21位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、−487ポイント)
22位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、−494ポイント、正規選手の最下位)
★2024年末にアレイシ・エスパルガロが引退したため、2025年シーズンはザルコ選手(来年7月で35才)がモトGP最年長となる。
★先日、ザルコ選手が、西サイト『Motosan.es』のインタビューで次のように話した。
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【今後の目標は?】
「目標の中の1つとしては、このまま伸びていってトップ10入りすること…ホンダ勢トップでいる限り、僕への信頼は高いわけでしょ。
つまり、どんなマシンであれ、ホンダ勢トップでいる限り、ホンダは僕のことを信頼し続けてくれるってことです…けっこう重要なことなんじゃないかな。
あとは2027年を目指していくことになるでしょう…レギュレーション改定により、突然、ホンダが有利になる可能性だってあるかもしれないんだから。」
【2025年はテストライダーも増え、テクニカルディレクターもイタリア人になり、風向きが変わるのでは…?】
「そうあって欲しいもんです…あと、アレイシ・エスパルガロがちょっと新しい風を吹き込んでくれたら、けっこう良いかもねぇ。
違う視点で物事を前に進めてくれるとか。ロマーノ(アルベジアーノ、新テクニカルディレクター)もそうですよ。
来年2月のセパンテストとシェイクダウンの後、どうなっていくか…興味津々ですね。2025年プロジェクトって、今のところ、2024年以上にはなってないんだから。
つまり、2024年プロジェクトが充分じゃなかったってことなら、2025年も似たようなものか…もしくは、それ以下ってことになるでしょ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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8耐に出場した事に寄って物の見方を変えたって、興味深い話ですね。確かにアレ以降トップテン前後が多くなりましたもんね。
今年は日産とのゴタゴタが続く。しかも来年26年からはF-1に本格復帰だし。ホンダがMotoGPにどれだけ気合い入れてくれるんだろうか…
KTMのでの経験も今考えると良かったのかも。困難な状況を乗り越える力を得るためには、ザルコが行ったように「視点を変える」ことや「新たな挑戦を通じて再認識する」ことが大切ですね。