MotoGP

ヤマハ『可能ならば、今年、V4エンジン機をワイルドカード参戦させる』パヴェジオ

『パヴェジオ:可能ならば、今年、V4エンジン機をワイルドカード参戦させる』

★1月31日、ヤマハ陣営の2025年プレゼンテーションがクアラルンプールで行われ、ファクトリー選手(クアルタラロー&リンス)やプライベート選手(オリヴェイラ&ミラー)が新カラーリングを披露した。

★昨年末、リン・ジャーヴィスからマネージメントディレクター職を引き継いだパオロ・パヴェジオが、次のように話した。

【リン・ジャーヴィスの後任に就いた心境は?】
「そう呼ばれることには慣れました…うちの妻まで、そう呼びますからね(笑)。
誇らしい気持ちでいっぱいですよ…ヤマハに20年務め、リンのイタリア移住も間近で見てたんですから。ただ、当時はリンのオフィスを自分が使うことになるなんて想像もしてなかったですけどねぇ。
とにかく、こうした諸々のおかげでモチベーションも上がってます…まぁ、責任も感じてますけどね。私にとってモトGPは新たな挑戦だし、ヤマハは第二の家族みたいなもんなんですから。
今はヤマハにとって特殊な時期じゃないですか…苦戦状態にあり、変わっていこうとしているんだから。でも、大丈夫です…結局、必要な際は、各人やれることをやるべきなんだから。」

【ジャーヴィス氏が、後任に貴方を指名したそうで…】
「そうなんですよ…私はライダー経験もないし、生粋のモータースポーツ畑出身ってわけでもないんですが、ここ数年、異なる文化を一つに統合するってことを学んできたんです。
現在はプラマックも加入し、なおかつ、ヨーロッパと日本を融合させていこうって言う段階ですからね。」

【今年の目標は?】
「クアルタラローが言ってた通り、あまり期待しすぎず、作業を進めてゆくことです。
目標はまた勝てるようになることですが、ただ、3戦目ぐらいには優勝できますよなんて言える状況ではないでしょ。
まずはギャップを縮めなければならないのですが、この冬季間中、1つステップアップできたことは確かです。しかも、プラマック加入も助けになってくれるでしょう…開発に向け、データ収集などでね。」

【2027年にはレギュレーションが改定されるが…】
「もちろん、それまでの2年間、指をくわえて待ってる気はありませんよ…第2のマシンを開発している最中だし、それと同時に2025年機の方にも集中してますから。」

【今年、V4エンジン機が実戦投入される可能性は?】
「あれはレース開発プロジェクトですからね…ワイルドカード参戦できるぐらいにまでなるようなら、利用していきますよ。うちは(ワイルドカードを)6回使えるのだから。」

【クアルタラロー&リンス選手について、どの辺を高く評価しているの?】
「ファビオについては、あのエネルギーと礼儀正しいところですね。チャンピオンライダーなのに実に謙虚で、親しみやすいタイプなんですよ。
リンスは几帳面な努力家で、身体的な問題を抱えた際の回復力が凄いですね。2人揃って、素晴らしいコンビですよ。」

【今年の最終戦で、どんな風になっていたら満足できそう?】
「ギャップを縮め、表彰台に返り咲けたら…ですね。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Site

POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    仮にM1V投入(勝手に命名)しても実戦データ収集だろうからWC参戦が現実的やろね
    アウグストに各メーカーで経験豊富なミラーを乗せても面白い

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