『タラマッソ:マルティンのタイヤに問題はない』
★2月5〜7日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われており、初日5日は転倒が続出した。
★アプリリアはホルヘ・マルティン(ファクトリー)とラウル・フェルナンデス(Trakhouse)が転倒し、手術のため緊急帰国した。
★特にマルティン選手の転倒について、マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)はタイヤに問題があった可能性を疑っている。
★ミシュランのピエロ・タラマッソ(二輪レース部門責任者)が、次のように釈明した。
【アプリリア側が、マルティン選手のタイヤに問題があったのでは?と主張しているが…】
「マルティンはあのタイヤで2回出走し、計13周回走った後、まず3回目の出走の第1コーナーで(スリップ)転倒し、その後、4回目の出走の第2コーナーで(ハイサイド)転倒したんです。
もしタイヤに問題があったのなら、転倒前の出走の際に分かるはずでしょう。」
【アプリリア側は、タイヤの保管方法について疑念を抱いているが…】
「あのタイヤは2024年2月末に製造され、今回のテストの数日前にマレーシアに搬入されました。
タイヤの化学的性質としては、15ヶ月間は変化しません…つまり、15ヶ月間は同様の特性を維持できると言うことです。
ただ、ミシュランでは12ヶ月ごとに入れ替えているので、マルティンが装着していたタイヤは完全に使用期間内の製品ですよ。
また、熱入れしたこともないし、まして陽にさらされていたなんて…言っておきますが、うちのコンテナは冷却されており、1年中ここに置かれてるわけじゃないんでね。船便で社に戻してますから。」
【アプリリア側によれば、マルティン選手は速度を上げられずにいたそうだが…】
「ミュシュランとしてはマルティンの転倒は2回とも、タイヤのせいではないと認識しています。」
【アプリリア側とは…?】
「もちろん、話し合いましたよ…今後、検証し、また話し合う予定です。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
個人的考えだと設定温度が此処セパンではもっと高い物が納入され、実際の気温にマッチせずソフトを使っていたが本数に限りが有り、ミディアムの機能が難しいタイヤで走らざる終えなかったんだ と解釈しています。設定温度が広くないが性能重視の今の状況か、性能を落としても…此処が昨今のエアロや昇降装着で性能爆上がりのMotoGPマシンに適応させられるのか?ですかね。
「言っておきますがまだ接触してないタイヤバリアから抜き取って配給してますから問題ありません」
賞味期限15ヶ月で12ヶ月もののタイヤってのも微妙な感じではあるよね。
タイヤガチャの秘密はこの辺にありそうなんだよな。
1年前に製造したタイヤ。
昨年の在庫を今回のテストで消費かな。
在庫管理に問題無いとは言うが、市販タイヤでも1年前の製造タイヤをわざわざ選んで買いたく無い。
レース用なら尚更だろう。
レース毎に製造したてとは言わないけど、1年前
はちょっとどうなのか。
もう少し製造から使用の期間を短く出来ないのかね。
ミシュラン統一止めて、以前のように各チーム好きなタイヤメーカーを選べるルールに戻して。