MotoGP

ミラー『なんでも長所短所はあるんだし、絶対V4エンジンじゃなきゃってことはない…』

『ミラー:なんでも長所短所はあるんだし、絶対V4エンジンじゃなきゃってことはない…』

★2月5〜7日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★ヤマハ選手の3日間総合順位は以下のとおり。

3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、1’56.724)
10位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、1’57.351)
12位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、1’57.452)
17位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、1’57.960)
20位アウグスト・フェルナンデス(テストライダー、1’58.697)
23位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(助っ人テストライダー、1’59.929)

★セパンテスト2日目セッション後、ミラー選手(ヤマハプラマック)が次のように話した。

【貴方はホンダ/ドゥカティ/KTMでV4エンジン機に乗っていたが、ヤマハの並列4気筒エンジンはどう?】
「操縦テクニックは…それほど変える必要はないですね。まぁ、マシン乗り換えって言うのは、V4だろうが並列4気筒だろうが同じですよ…結局、全体的に乗り方が違うんだから。
ライダーならマシンが何を必要としてるか分かるわけで…まぁ、自分のライディングスタイルは変わってないと思いますけどね。マシンの性能に合わせて操縦するわけだから。
マシンがこっちに求めてることってのは、けっこう分かりやすいもんでね。ヤマハ機は別物だし、エンジンの特性も違うけど、こう言うマシンに乗るのは良いもんだって感じですよ。」

【V4エンジンより乗りやすかったりするの?】
「全体的に、けっこう別物なんですよ…去年のバルセロナテストで乗った時と比べても、けっこう違うんですよね。
これまでスクリーマーやビッグバンのエンジンに乗ってきて、今度は並列4気筒なんだから…なかなか100%の比較はできないもんでしょ。
ヤマハ450ccもホンダ450ccも、パワーカーブはエンジン毎に違うんだから。何度も言ってるように、マシンがこっちに何を求めてるかが重要なんであって。どのマシンも、できることを巧みにやってくれますよ。
とにかく、V4でもそれ以外でも、結局はその時々の流行りでしょ…絶対にV4じゃなきゃ駄目なんて、どこにも書いてないんだから。
当然、なんでも長所短所はあるわけで…とにかく、ヤマハの並列4気筒はけっこう強力なエンジンだと思いますけどね。
最終日は他に試すものがあるんで、そっちもテストしてみますよ。」

【現在、ヤマハは電制システムにも注力しているようで…】
「もちろん、やるべきことはあるけど…とにかく、懸命に作業してくれてますよ。ストラテジー的にも、作業を簡略化してエンジニア陣が手を入れやすいようにするためにもね。
細かい調整ができるような、使いやすいプログラムってわけじゃないんでね…各コーナー毎、各ギア毎に時間がかかる作業だから。
でも、(エンジニア陣も)心得たもんで…電制システムの反応速度や品質を向上させるべく、頑張って作業してくれてますよ。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. フルバンク より:

    流石ミラーのコメントは経験豊富に各メーカーを渡り歩いて来ただけあります。
    選手としても、いずれはカルの後を受け継いでテスターでも良い様に思います。

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