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『ニエト:2024年エンジン続行はモルビデッリの助けになる!』
★2月12〜13日、タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テスト最終日、フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)が7位だった。
★チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオはセパンテスト初日の転倒で骨折し、現在、開幕戦への参戦を目指して療養中。
★ブリーラムテスト終了後、VR46チームのパブロ・ニエト(チームマネージャー)が次のように話した。
【今回のテスト、ディ・ジャンナントニオ選手は不参加だったが、モルビデッリ選手は好調そうで…】
「そうなんですよ…今回のテストは重要でしたね。レース本番に向けての作業を始めてるところなんで。
なかなか良い作業ができたと思うし、フランコも昨シーズン終盤の5〜6戦はトップ6入りできるぐらいの戦闘力でしたからね…まぁ、チームメイトがタイトル争いをしてたとは言え、フランコも良い感じで過ごしてたんで。
しかも、今年は去年のマシンを引き続き使えるわけだから、なにかとポジティブでしょう…シーズン序盤は有利かもしれませんね。」
【ドゥカティ側は2024年版エンジン継続を決めたようだが…】
「まだ正式決定にはなってないはずなんですが、最新機と2024年機がそれほど違わないのなら…今シーズン、フランコのチャンスがグッと増えるでしょうね。
ドゥカティ機は今年もNo.1マシンだろうから、こうした強みは活かしていかないと。」
【今年からVR46チームはドゥカティのセミファクトリーとなり、ディ・ジャンナントニオ選手が最新機を提供されているが…チーム内では何か変わった?】
「180度の大変化ですよ…一見変わってないように見えるだろうけど、ファクトリーのサポートチームって言うのは違いますからねぇ。
もはや、ただのプライベートチームではなく、セミファクトリーなんだから…サポートの度合いも違いますよ。ドゥカティからエンジニアが4名派遣され、やり方も変わり…うちにとっては新たな挑戦でね。
プレッシャーも刷新されたが、それはそれで嬉しいですよ。」
【ディ・ジャンナントニオがケガで不参加となり…悔しい気持ち?】
「かなりね。ディッジャがいれば、けっこう良い作業ができてたはずだから。セパンテスト初日は3ヶ月ぶりのモトGP機だったのに、速攻で戦闘力を上げてましたからねぇ。
あいにく、負傷してしまい…でも、本人は復帰に向けて実に意欲的なんでね。却って、こっちが止めてやらなければならなかったほどで…今回のテストも来る気だったんですから。
我々としては、開幕戦に向けて回復してもらう方が重要ですからね。もちろん、100%回復は無理だろうから、本人にとっては開幕戦が冬季テスト代わりになるでしょう。」
【ヴァレンティーノ・ロッシは今シーズンに向けて、なんて言ってるの?】
「僕ら全員が思ってることですね…とにかく、楽しもうと。楽しめると言うことは、つまり、好結果を出せるってことだから。
そのための手札は揃ってますからね…マシンの戦闘力は高いし、スポンサーも最高、ドゥカティとヴァレンティーノのサポートもあるし、もちろん、選手の戦闘力は高いんですから。
こうなってくると、私としては『ちょっと凄い結果が出せるかも…』なんて思ってしまうんですよね。」
【ところで、将来的にペドロ・アコスタがVR46チームに移籍する可能性もあるのでは…?】
「そう言うことは、ジジ・ダッリーニャに訊いて下さいよ(笑)!
まぁ、まだ時期尚早でしょうねぇ…正直なところ、うちは今の選手2名でかなり好結果を出せると思ってますから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
フランキーにとってもチャンスなのは事実だ。
反面、今シーズンの結果で今後が決まる(1年契約)とも言える。自身で道を切り開けるか!?の年、頑張れフランキー。
VRのカラーリングの話なんですが、勝手な予想で、ミザノでスペシャルカラーになって、フロントゼッケンの46に色がついて、ライダーのゼッケンが白抜きになるという。
見てみたいという願望です。