
『カンピノーティ:ダッリーニャは女たらしみたいなもんで…マルケスをねっとり口説き落とした』』
★3月2日(日)、タイGPのモトGP決勝で、ヤマハ選手のリザルトは以下のとおり。
11位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、総合11位)
14位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、総合16位)
15位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、総合13位)
17位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、総合19位)
★タイGP終了後、プラマックのパオロ・カンピノーティ(チームオーナー)が、イタリア一般紙『Corriere della Sera』のインタビューで次のように話した。
【今年からヤマハのプライベートチームとなり、現在、ミラー選手がヤマハ勢トップだが…】
「大きな挑戦であり、貴重な…素晴らしい挑戦ですね。短期/中期的に見て、予想より早く結果が出てくれると良いんですがね。
まぁ、多少の兆しはあるんじゃないんですか…(ヤマハの)日本サイドが、けっこう投資してますからね。
あと、うちはモト2参戦も始めたんでね…おかげで、今後、さらなる活力になってくれるでしょう。ヤマハのように常にトップにいたメーカーが、脇役なんてやってられないだろうから。復活目指して、あらゆる手を打ってくれるでしょう。
私らはヤマハに付き、馴染みのジャック・ミラーもいるし、きちんと仕上がってるミゲル・オリヴェイラもいる。モト2にはアルボリーノとイサン・グェヴァラが揃ってるしね。
(ドゥカティのプライベーターだった頃は)プロジェクトの一端を担ってましたからね…若手を引き受けて、育ててたんだから。当初はドゥカティ陣営で中心的な役割だったのに、その他大勢に回されてしまってねぇ…。
でも、今はヤマハで中心的な役割を取り戻しましたよ。」
【ホルヘ・マルティンについては…?】
「ホルヘはゴールデンボーイでねぇ…うちとは特別な絆で結ばれてるんですよ。
今年は大変な年になってしまって…これ以上ないってぐらい、あらゆることが裏目に出てしまってるでしょ。ツイてないんですよ。
(二輪レーサーは)転倒にも慣れていて、普通はケガなんてしないはずなのに…今回は手やら足やら2回も折ってしまって。あと2戦は欠場だろうね。」
【ジジ・ダッリーニャとの関係は?】
「(今でも)いつも一緒にいるような感じがして…まるで親戚か友達を失ってしまったような感じでねぇ。
まぁ、お互いプロなんだし、彼らなりの理由があったってことでしょう。うちだって、そうなんだから。
長年の付き合いだと、色々あるわけで…しかも、チャンピオンになって別れるってのは辛いもんだが…まぁ、旅を終えたと思えば良いんでしょうけどねぇ。」
【ドゥカティがマルク・マルケスの方を選んだ件については…?】
「ジジは天才ですからね…近年最強の選手を手に入れて、大満足なんじゃないんですか。
マルクは完全に自分の実力に疑念を抱いていたし…まぁ、時間をかけて口説き落とされたってわけですよ…ジジはちょっと、『女たらし』みたいなエンジニアなんでね。
私だったら、ああ言う決断はしないが…気持ちは分かりますよ。とにかく、あの決断のせいもあって、うちはヤマハに傾いたわけでね。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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あの決断で残ったのが、まだ速さを取り戻す前のフランキーのみでマルティンはプラマック継続は無いと断言していたからフランキーとアルデゲルで最新型機1台ではもうチームの士気は落ちてそれなら条件とライダー選定も選択肢のあるヤマハを選ぶしか開けそうには見えなかった。
ヤマハが真剣に取り組んでくれて、思わぬジャックの活躍といつもの結果でも良かったと思います。
カンピノーティ氏の長い物には上手く巻かれない所は嫌いじゃない。
常にイニシアチブや主導権を握れるポジションでないと満足できない所は
MotoGP業界のヴァンスって所かな。まあこの業界、27年には大きく再編され
何から何まで変わる訳だし、YAMAHAを選んだのは決して間違いではないでしょ。
YAMAHAもプラマックというより、サテライトの重要性や、失った時のメーカーとしての
看板にも傷が付いた印象を与えてしまった分けだから、棚ぼた有能チームが手を揚げて
くれたのだからWINWINの関係構築してる感。後、遅くともサマーブレイク前後までに
ドゥカサテに勝るとも劣らない位のレベルに行けてれば良いのだが。
冷静に考えると現在のmotoGPって特殊環境だからYAMAHAとHONDAがドベ扱いだけど
KTMなんかを見るとついて行くメーカーの懐事情すっごい大事ってのはわかるよね
YAMAHAもHONDAも本業は絶好調で金の問題はなにもない
LCRが一昨年かなKTMに引き抜き打診されてたけどルーチョは一切クビを振らなかったし
あのときHONDAに見切りをつけてKTMに移っていたら大変なことになっていた
DUCATIも緊縮財政でファクトリーマシン台数削減も決まってたんだろうし
特権階級だったプラマックは1台ファクトリーマシンなんて面白くない
本人なんか不本意そうなインタビューしてるけどYAMAHAでの待遇はメチャメチャ好条件で勝ち取ったよね
ある意味ラザリのYAMAHA裏切りとVR46が延々と袖にしたおかげだね