
『グイドッティ:小椋藍について、どう思う?』
★3月2日(日)、タイGPのモトGP決勝で、ヤマハ選手のリザルトは以下のとおり。
11位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、総合11位)
14位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、総合16位)
15位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、総合13位)
17位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、総合19位)
★タイGP終了後、プラマックのジャコモ・グイドッティ(ミラー選手のチーフメカニック、2024年はホンダでマリーニ担当)が次のように話した。
[ 後編はこちら ]
【マルク・マルケスの天下が始まったと思う?】
「今後、開催されるトラックでは、当然、マルケスより他の選手の戦闘力が上って所もあるわけで…ペッコ・バニャイアなんかは第1のライバルだと思うし、ホルヘ・マルティンも復帰してきたらすぐにトップ集団で走るでしょう。
あと、KTMやホンダ、ヤマハに移籍した元ドゥカティ選手らもいるんだし…上位争いに加わってくるでしょう。まぁ、トップ陣はいつもの顔ぶれだろうけど、彼らが圧勝するとは思いませんね。」
【ルーキーのアイ・オグラについて、どう思う?】
「驚きませんね…実力は分かってるんで。
極端なコンディションでは、あの体格からして、タイヤや燃料の消耗においてペドロサのような利点もあるだろうし…才能がずば抜けてることを思えば、早々にトップに立てるんじゃないんですか。
そりゃあ、新人だから大変なこともあるだろうが、メインキャストに加わってくる選手でしょうね。将来、超有望な若手ですよ。」
【2027年からピレッリタイヤに替わるが…どう思う?】
「こっちは、ピレッリがSBKに参入してきた時から知ってるんでね…当初は開発用のプライベートチームと何年か組み、2004年からワンメイクになってたでしょ。
当時、私はスズキで働いていたんだが、トロイ・コーサーがタイトルを取ってくれてねぇ。だから、(ピレッリの)そう言う時期は既に経験済みなんですよ。
私は嬉しいですよ…まぁ、ミシュランのことは残念ですけどね。かなり高いパフォーマンスになってたんだから。とにかく、変化するってのは良いことでしょ。」
【タイヤのワンメイクにについて、批判的な声も出ているが…】
「とは言っても、モトGPはサスペンションだってワンメイクみたいなもんでしょ…WPを使ってるKTM以外、皆、オーリンズなんだから。ブレンボなんか、F1とモトGPとSBKでワンメイクだしねぇ。
モータースポーツはなんでもワンメイクなんだから、ナンセンスな話題でしょ。まぁ、私だって選択肢が多い方が嬉しいし、メーカー毎に違いがある方が良いとは思うが…レギュレーション的に規制するのが難しくなってしまうでしょう。だからこそ、ワンメイクになったんだし…まぁ、諸刃の剣ではありますけどね。きちんと機能する、競争力の高い製品を提供しなければならないんですから。」
【最後に、次のアルゼンチンGPでヤマハ機は何位ぐらいになりそう?】
「うちの目標は、できるだけ上位を狙うことです…とは言え、現実もきちんと見ないとね。
まぁ、最低目標はまず予選でトップ10入りすることで…つまり、予選2進出ですね。それから、両レースでポイントを獲得すること。
ただ、同じ目標を掲げてる選手らと戦うってことを、覚悟しておかないとね!」
[ 完 ]
INTERVISTA – Giacomo Guidotti, capotecnico di Miller in Pramac Yamaha, ci ha raccontato del primo GP 2025, della M1, di Dovizioso, di Pirelli in MotoGP e tanto altro. #motogp #yamaha #pramacracing #corsedimoto https://t.co/JQk1lnt7e5
— corsedimoto (@corsedimoto) March 8, 2025
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
藍選手の事を評価してくれるのは、大変嬉しいんですがダニの様に軽量はおかしい。身長で言えばマルクやマルティン以下低い選手はもっと沢山いるのでね。
ピレリってMoto3も2もGPもWSBK迄供給出来る程の規模のメーカーだったとは知りもしなかったので驚いています。
まぁ全選手が共通なのでガチャが無い限りは公平に出来るでしょう。どのメーカーが素早くタイヤ理解したマシンに仕上げられるかが鍵になりそうですね。
あいあい高評価うっひょおおおおお!!!
まぁ・・・ピレリはF1見てるとウーンってなるけど
どうなるのかなー
タイヤ変わると勢力図変わったりする事あるから面白くはあるのかな