
『ポル・エスパルガロ分析:バニャイア苦戦、弟マルケス大活躍の理由』
★3月16日(日)、アルゼンチンGPモトGP決勝でのドゥカティ選手のリザルトは以下のとおり。
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
3位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)
4位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)
17位フェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ)
★決勝後、ポル・エスパルガロ(KTMテストライダー)が、スペイン『DAZN』で次のように話した。
【バニャイア選手が苦戦しているが…】
「ピットボックスから出てくるペッコを見たんですが…愛想は良くなかったですね。あれは絶対に問題を抱えてるんですよ。
まぁ、チームメイトにやられまくってるわけだから…同じマシンで同じチームでも、そう言うことってありますからねぇ。
出だしでミスったら、そう言うこともあるわけで…しかも、チームメイトがマルク・マルケスだったら余計にね。
あと、アレックス・マルケスやフランコ・モルビデッリに…つまり、プライベート選手にも勝てなかったわけでしょ…あれは我慢できないもんだから。」
【ファクトリー選手と言うのは、そう言うもの…?】
「なんて言うか…どのメーカーでもファクトリーチームって言うのは、うちのがベストマシンなんだってことを証明しなければならないじゃないですか。
現在、ペッコ(バニャイア)にとって大きな負担になってるのは、その点なんだと思いますけどね…賭けても良いですよ。
マルクに負けてるってことより、100%最新機じゃないプライベート選手らに負けてる方が大きいのでしょう。(ドゥカティ選手は全員)似たようなマシンに乗ってるとは言え、完全に同じではないんだから。
そう言うのって、すんなり消化できないものなんですよ。」
【確かに、常に優勝争いはマルケス兄弟の間で行われており…】
「アレックス(マルケス)に関しては、兄であるマルクと同盟を結んでいるようなもので…つまり、総合首位の最強選手と同盟を結んでるようなものだから、なにかと楽なんですよ。
レース本番で競り合ってるけど、トレーニングも常に一緒でしょ…(兄マルクと)常にスパーリングをして、自分に足りない部分を補充していけるじゃないですか。
アレックスが『兄と比べ、自分には足りない部分がある』と言っても、なんとか埋めてレース終盤に向けて準備していけるんですよ。
まぁ、この兄弟コンビが今シーズンずっと、どんどん盛り上がって行くんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ポルの視点に賛成ですね。
兄弟マルケスとバニャイアの光と影。
いや太陽☀と月の方が良いかな!?
ポルのファクトリー生活はKTMでは後から来た新人にメーカー初優勝をかっさらわれ自身はいちども優勝できず
HONDAはまさに移籍失敗で自分の好みのマシンを作ってもらってもオフテストと開幕戦だけの輝きで沈みと
あまりファクトリーでいい思いはしてませんからね
さらには自分が作ってきた自負があるKTMのマシンも
皆、口を開けば後から入ってきたテストライダーペドロサを讃える声ばかりと愚痴ってました
プーチはなぜ彼を重用したのだろう…
確かにホンダ移籍2年目のテストと開幕での好調はいったい何だったんだろう?
その後、全くダメダメだったよね。
兄から見たら弟に抜かれても…弟から見れば兄だから抜かれても…お互い尊ぶ気持ちがあって楽だと思う。とくに今はシーズンが始まったばかりだし。
あとはこの調子でシーズン終盤までいってチャンピオン争いになったら、そして決戦で兄弟が競っていたら…二人はどうなるだろうね。
そいえば、ポルと言えば、歴代のマルケスのチームメイトで、
チームメイト期間中に勝てたのはペドロサだけ。
その後のロレンソ、ポル、ミル、弟は全員0勝。
別にパートナーがマルケスだったからって訳でもないけど。
バニャイアはどうなることか。ライバルの1人になって早く盛り上げては欲しい。
マルケス兄弟が好調でペッコの調子が悪いのはピットに出入りしてる素人がこっそりパーツを交換してるらしいって誰かが言ってました。
知らんけど
最近のMotoGP業界は妙に兄弟絡みが多いなって印象だけど、エスパルガロ兄弟もご多分に漏れずで
マルケス兄弟のこの二戦での動きには些か他人事とは思えないものを感じたのではないのかなと。
まあポルとアレイシが兄弟として互いに引っ張り合って優位性を引き出そうとしたシーンは見掛けた事は
ありませんでしたけども、マルケス兄弟はこの二戦、明らかでしたからね。アレックスがここまで好調だと
兄としてはそれをカバーしたいという弟想いな走りを展開しており、一戦目はタイヤ内圧を理由にし
ミシュランのタラマッソ氏は首を傾げてた。二戦目もほぼ同じ展開。弟が好調な時は常に兄が護ってくれる
展開を今後も続けて行くのでしょ、場合によっては弟に勝ちを譲る事もあり得るくらい、絶好調な
マルケス兄弟フォーメーションは鉄壁って感じ。もし先頭がペッコだったとしたらマルクはあんな走りは
せずに、とっととペッコ置いゆき、引き離して先行っちゃうくらい余裕があると見てるので。
人それぞれで良いんだけど、兄弟ともに限界で走ってるようにしか見えないな。
遅らばせながら開幕前の座談会をみたけど、辻ヤンが去年からマルケスはタイヤ内圧を意識してペースコントロールしてると言ってましたね
アイにも聞いてたり
開幕戦のことを予想したかのようで、さすがプロライダーだけあって観察眼がするどい