MotoGP

ミル『転倒は僕のミス、でも、自己ベストはペッコに迫ってた!』

『ミール:転倒は僕のミス、でも、自己ベストはペッコに迫ってた!』

★3月29日(土)、アメリカズGPのモトGPクラスでジョアン・ミール(ホンダファクトリー)が、予選8位、スプリントは転倒リタイアした。

ミール選手のコメント。

【スプリントでは7位走行中に転倒し…】
「僕は満足してますよ…まぁ、常にこう言う展開になっちゃうんですけどね。ポジティブ面に目を向けないと…スプリントでは速い走りができてたんだから。自己ベストなんか、ペッコに迫ってましたからねぇ。
でも、彼らと戦えるような道具は持ってないでしょう…トップスピードに関し、うちは最下位なんだから。」

【限界を超えて走っていたの?】
「転倒は僕のミスに依るものです。レースの間ずっと、(ダッシュボードに)警告は出てなかったし…限界の範囲内で好ペースを出せてたんで。
ただ、他の選手と比べると、常に多少のリスクを負わなければならないんですよ…直線コースでの失速をブレーキングでカバーしなければならないんで。
バランスは最高なんですけどね…このマシンで走るのは本当に楽しいんで。でも、直線コースで0.5秒の失速って…やっぱり、ストレスでしょ。直線コースで他の選手に抜かれないように、1周0.5秒速く走らなければならないんだから。これじゃあ、競り合にはなりませんよ。」

【その点に関し、今週末は何か新しいものが投入されたの?】
「エンジン関連では何もなかったです…ヘレステストで何か投入されるのか…まぁ、いつになるんでしょうね。
アルゼンチンでも似たような状態になって、集団戦の中でフロントタイヤの温度が上がってしまったんですよ。これまでずっとこんな感じだし、トップスピードが上がらない限り、続くでしょうね。
これが改善されたなら、表彰台にかなり迫って行けるでしょう。」

【それがホンダ機の唯一の問題点なの?】
「唯一ではないけど、一番大きな問題点ではあります…レース本番では特にそうですね。
グリップ不足なら、多少は自分でなんとかなるけど…毎周回、直線コースで抜かれてしまうんじゃねぇ。」

【ロマーノ・アルベジアーノ(テクニカルディレクター)は、なんと言ってるの?】
「今日、『何が問題かは分かっているし、現在、改善作業をしているところだから焦らないでくれ』と言われたんで、『最高のエンジンを希望します!』って答えておきました(笑)。
まぁ、冗談はともかく、(レースで)ミスをしたのは僕なんで…無理しすぎてたんですよね。陥没部分にはまってしまったんです…予選でも、そこで転倒してたんですよ。」

【ルーカ・マリーニが、『ホンダの電制システムは最高だ』と言っていたが…】
「そこまで言ってましたか(笑)!きちんと機能してるとは思いますけどね…エンジンブレーキなんか、特に良いです。
とにかく、今、作業している最中なんで…トラクションコントロールに関しては、まだマージンがあるでしょうね。確かに良い物だとは思うけど、最高かどうかはねぇ…。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. APEX より:

    ECUのうまいセットが見つかったからなんですね。
    かなり良くなってたので、ザルコはウォームアップで復調してたから、もしかしたらアメリカで表彰台行けちゃうのでは?とも思ってます。

    ミルも過去のマルケスのように苦しんでるなかでの最善尽くしての転倒続きと考えたら、なんだか応援したくなってきました。

  2. フルバンク より:

    確かにミルの走りを画面越しに観ていると立ち上がりで離された分を進入で追い付くの繰り返しでしたね。
    とにかくミルにはしっかりチェッカーを受けてポイント獲得と存在感を示して欲しい。

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