
『ザマーニ:スタート遅延は適切な措置だったのか?』
★3月28〜30日、アメリカズGPが行われた。
★イタリア『SKY』レポーターとして現地入りしていたジョヴァンニ・ザマーニ記者が、モトGP決勝後、以下の情報・考察を報じた。
・モトGPの決勝レース遅延は適切だったのか?
《レインタイヤを選択した選手はスタート後にマシン交換すればよかったのでは?と言うのは、スポーツ的には正しい意見である。
最初からスリックタイヤを装着していた選手にとって、(スタート遅延は)だまされたようなものだろう。ただ、レギュレーション的には、正しい措置だったと言える。
現在のレギュレーションによれば、『タイヤウォーマーを取り外す前に、最低11名の選手がマシン交換のためにグリッドから退出した場合、スタートは遅延される』とあるからだ。》
・決勝の『ファーステストラップ』から読み取れることは?
《アルデゲルが転倒したのは、あまりに速く走っていたため。
ディ・ジャンナントニオはスピードはそれほどでもなかったが、実にコンスタントだった。
マルク・マルケスは全選手の中で、明らかに余力を持っていた。》
・スプリントのみの総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(36ポイント)
2位アレックス・マルケス(27ポイント)
3位フランチェスコ・バニャイア(21ポイント)
4位フランコ・モルビデッリ(13ポイント)
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(11ポイント)
・決勝のみの総合順位は以下のとおり。
首位アレックス・マルケス(60ポイント)
2位フランチェスコ・バニャイア(54ポイント)
3位マルク・マルケス(50ポイント)
4位フランコ・モルビデッリ(42ポイント)
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(33ポイント)
・3月27日、マルク・マルケスは木曜会見で次のように言っていた。
「僕が絶対に優勝するとは言えません。確かに、ここで僕は最強だけど…2019年には転倒してますからね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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《レインタイヤを選択した選手はスタート後にマシン交換すればよかったのでは?と言うのは、スポーツ的には正しい意見である。
最初からスリックタイヤを装着していた選手にとって、(スタート遅延は)だまされたようなものだろう。ただ、レギュレーション的には、正しい措置だったと言える。
その後の説明を読むと納得ですが、スリックを最初に選んだのが、B.Bと藍選手だったので悔しい。
赤旗中断、周回数減らして開催みたいなこと興行としてどうなのよ
ペナルティないんならまたやるよ?
勝負事はルールを熟知している方が有利だが、マルクの行動が、すべてを理解した上での瞬発的なものだとしたら、どれだけ多くの事を想定しているのか。怖くなってくる。
ピットアウトする前にスタッフにスタート2分前になったらピットに戻るからスリック用意しておいてくれと言ってたららしいからあらかじめ計画の上でのことかと。
自分に続く選手がいなかったらピットスタートの可能性も含めてすべて考えてたようですよ。
あっ、次の記事で経緯が詳細に書かれてますね。
マルクの優位は揺るがないが、マルクの敵は、常にマルクの中にある。2015年、そして2020年の開幕戦へレスでも「あの」骨折をするまでのスピードは際立っていた。超一流の選手だけにある7速ギアをどうコントロールするか? ですね。余裕があるように見えるし、実際に余裕をもって走っているとは思うけど、マシン、そしてタイヤが、ライダーの意志と同じパフォーマンス、そして挙動をするとは限らない。ヴァレと言うより、ミックドゥーハンに近いのかな? とも感じる。
ルール違反ではないけど、ルールを”悪用”するような事をするからマルケスは好きになれない。正々堂々と戦えば良いのに。普通にしておればスーパーライダーなのに残念。
悪用はしてないでしょ
自分に続く者が規定に足りなければピットスタートになるリスクもわかったうえでマシン交換を選んでんだから。
むしろ日和ってマルクの後を追った中途半端な連中に「正々堂々と戦え」と言いなよ。
ただマルクのこと気に入らなくて目が曇ってんじゃないの