
『マルケス:タイトル争いは…うちはファクトリーのように改良パーツは投入されないから』
★3月30日(日)、アメリカズGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝2位だった。現在、総合首位(87ポイント)。
★ここまでの6レースで連続2位獲得。総合順位では兄マルク選手を1ポイント差で抜いて、首位に浮上した。
★決勝後、アレックス選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【総合首位となったが…】
「僕は『ミスター2位』だけど、そのおかげで実を結びましたね。今回のレースで、僕は凄い走りはできなくって…スタートが混乱してましたしね。
とにかく、総合首位なんて最高ですよ。」
【今回の決勝については?】
「アルゼンチンの時のようなひらめきと言うか…あの感触が出てこなくって…とにかく、ポイントを確保して終わらせたいって感じのレースでした。コンディションもちょっと怖かったし。
でも、この流れで進んでいかないとね。今日のペッコはハードブレーキングが最強で、そこで大きく引き離してくるんですよ。
レース中、僕は少しマージンを取るようにしてました…どうも調子が出なくって、自信が持てなかったんです。ペッコの後ろに付いて学習してたんですが、走りやすいな〜って思ってたらフロントが流れそうになって…。
それで、とにかく完走しなければって思い、(後続の)ディ・ジャンナントニオとのギャップを上手くコントロールするようにしてました。」
【タイトル獲得は可能?】
「タイトル争いをするには現実的にならないと…いまだ何か足りない感じだし、とにかく、うちはプライベートチームで、マシンも去年の型落ちなんだから。
今後、ファクトリーのように改良パーツは投入されないだろうし…。」
【兄マルク選手には、『総合首位は僕だよ』と言うの…?】
「本当に嬉しいんですけど…でも、言わない方が良いでしょうね。たった1ポイント差だし。まだ3戦目でしょ…残り19戦もあるんだから、タイトル争いの話はまだ早いですよ。
とにかく、舞い上がらないようにして、この特別な状況を堪能します。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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全戦で安定して2位なら十分可能性あるんですよ。
2020年のミルは一勝しかしてないことを忘れちゃいけない。
座談会でもこの展開は誰も予想できないくらいのことが現実に起きてるわけで、レースは面白いね。
マルケス弟は冷静に広い視野を持っていますね。
例年型落ち機は前半に如何にポイントを獲得してソレを維持出来るか!?ですから、この状態を何処まで継続出来るかに注力するのが正解で弟さんは良く理解しているのでチャンスを作って欲しいと思えます。