
『ミラー:ヤマハについてどう思う?』
★3月28〜30日、アメリカズGPが行われ、モトGPクラスのジャック・ミラー(ヤマハプラマック)が予選9位、スプリント14位、決勝5位だった。現在、総合10位(−68ポイント)。
★ミラー選手は昨年末にKTM機から乗り換え、現在、ヤマハ勢でトップである。
★最近、ミラー選手がポッドキャスト『Gipsy Tales』のインタビューで次のように話した。
[ 前編はこちら ]
【ヤマハについて、どう思う?】
「なんとか復活しようと、あそこまで頑張るメーカーは見たことないですね…プロジェクト開発の人材採用とか、あらゆるフェーズで物凄い努力をしてるんだから。
脅威的な尽力ぶりで…なんだかんだ言ったって、2021年にタイトルを取ってるわけでしょ。もう10年も前みたいな様子だけど、まだたいして経ってないんだよね。
『ローマは一日にして成らず』って言うじゃない…前のメーカー(KTM)でも、同じような問題を抱えてたようだけどね。
魔法の薬を飲めば、トップに立てますよ…なんてことはないんだし、あらゆる面での1%をまとめ上げるプロセスが必要なんだから。
ドゥカティはドヴィツィオーゾと一緒にそれをやり遂げ、今、ヤマハがクアルタラローと一緒に…もしかしたら僕も加わって、それをやり遂げようとしてるわけでね。
素晴らしいプロジェクトですよ…しかも、ドゥカティ終身雇用って感じの人材を引っ張ってきて、その力を活用してるんだから。
まぁ、魔法みたいなもんかもねぇ…ああ言う人材がピットボックスに居てくれたら、プロセスもスピードアップするってもんでしょ。
単純に他メーカーから引き抜いたってだけじゃなく、彼らを信頼し、彼らが正しいと考える方向に進もうってんだからねぇ。そう言うやり方をするのって難しいもんだし、そもそも、けっこう政治的な面が出てくるでしょ。
エンジニアの中にもヒエラルキーがあって、時には意見の相違も出てくるわけじゃない…だから、何か新しいことを試すってのが重要なわけでね。
すでに確立されている技術を、再び一から作るんじゃなく…そもそもの考え方とか問題へのアプローチの仕方を変えれるかどうかが重要でしょうね。」
【2027年からの新レギュレーションについては?】
「正しい決定だと思いますよ…下降デバイスもエアロダイナミクスもやめて、古き良き時代に戻るってわけで。タイヤも変わるんだしね。
2027年はまさに吉と出るか、凶と出るか…その時も参戦できてると良いんですけどね。2027年だと30才になるけど、でも、毎年、まだまだ伸びていってる感じがしてるんだから。」
[ 後編に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
ミラーは視野が広いですね。
今期の3戦は転倒もあったが、結構目立ってますしサバイバルレースも残るしで頑張っているのが伝わって来ますねぇ。
アウグストFってイケメンじゃの
ヨイショ感はすごいけど、キッチリ仕事してるよね
がんばれがんばれ
アコスタが来てミラーが失墜したらビックリする
ジャックは今の所、M1に巧く順応しているなと。開幕前、メレガッリのプラマックの2人の予想が驚く程、
ハズレて、ジャックの方は良かったのだが…。まあジャックの場合、気を緩めずでプッシュして頑張って結果出して
あともう一年、契約更新が出来ればいいかなと。ただ、2027年はMotoGPの変革期だから、ジャックの言う通り、
エアロバイクも大概になればいいし、850㏄のバイクにエアロダイナミクスフラップなんて最早、必要ないかと。
ライトハイドデバイスも含めて、ドゥカが持ち込んだソリューションはMotoGPに無くても差し障りないのだし、
コスト削減すべき。ただ2027年て、ベテランライダー達には一つのターニングポイントになるのかなと…。
あ、それと管理人ラ・キリコ様
ジャックは現在30で、27年は32だと思います、蛇足まで。