
『ミラー:マルケス復活はデジャヴュと言うか、輪廻転生とでも言うか…宇宙人みたいだよね』
★3月28〜30日、アメリカズGPが行われ、モトGPクラスのジャック・ミラー(ヤマハプラマック)が予選9位、スプリント14位、決勝5位だった。現在、総合10位(−68ポイント)。
★ミラー選手は昨年末にKTM機から乗り換え、現在、ヤマハ勢でトップである。
★最近、ミラー選手がポッドキャスト『Gipsy Tales』のインタビューで次のように話した。
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【今年、マルク・マルケスがドゥカティファクトリーから参戦し、いきなり大活躍しているが…】
「強豪選手ですからねぇ…タイに到着した時、全員がチャーター便に乗り変えたんだけど、(マルケスに)オーラを感じましたよ。デジャヴュと言うか…輪廻転生とでも言うか…。」
【2020年の大ケガから、遂に復活し…】
「良かったですよね…本当に良かったですよ。いったい何がどうなったかなんて、本人だって良く分かってないんじゃないんですか。とにかく、あのケガの後は大激震だったんだから。
物凄い努力もしたんだろうけど、今年の好調ぶりはねぇ…肉体改造したようで、まるでレース前の競走馬みたいじゃないですか。
なにかを感じとったんだろうねぇ…フィーリングを取り戻し、それをきちんと落とし込んでるんでしょ。宇宙人とでも言うか…車輪が外れるまで走りまくるぞって感じでね。
何年もしゃにむに頑張ったけど上手くいかず…でも、今年は昔みたいに楽に操縦してるじゃないですか。
そもそも、『上手くいかないようならペースを落とすよ』なんてメンタルじゃないだろうし、絶対にそんなことしないでしょう。
僕らの脳みそには共通する考えがあって…『それを使いこなすことはできる…ただし、剣を取る者は剣で滅びる』って考えがあるじゃないですか。
僕は自分の二輪レーサー人生で、それをモットーにして走ってきたんですよ。つまり、自分を傷つけてしまう可能性もある…その一方で、それのお陰で目標を達成し、今の地位にたどり着けたんだってね。」
[ 完結編に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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ミラー節炸裂していますねぇ。
やっぱり結果は別として、同じ様にモトGPを何年も参戦しているから出て来る言葉なので伝わって来ますね。
MMの剣は今期、最強パッケージを手に入れた訳で、チョット手に負えないな感がね。
更に、アメリカズGPで学習もした筈。レースにもしもは無いにせよ、でも、あれで勝っていた
とすると、恐らく、今期のチャンピオンシップはもう決まったなと、誰もMMには敵わない
空気感で支配されていたかも。それくらいMMは、グリッド上で大博打を打ったと(是非に及ばずも)
まあ結果は失敗劇で終わったけど、あの余韻は剣を鞘に納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる。
ただMMには通用しないでしょうね、悔い改めるのは引退後でも十分だろし。
お帰り!チャンピオン!
アプリリアでどのくらいのタイムを出してくれるのか楽しみですよ。小椋選手との比較も楽しみ。
個人的にはアレックスはカタールでもポイントリーダーを維持して、皆にもしや?と思わせて欲しいんだけど、
マルケスは前戦の挽回で無双しないといけないし、ペッコのスピードは本物か確認しないといけないし、今回も面白くなりそうですね。