MotoGP

マルク・マルケス:転倒の原因を説明

『マルク・マルケス:転倒の原因を説明』

★4月27日(日)、カタールGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、決勝12位だった。現在、総合2位(−1ポイント)。

★スタート時にウィリーし、バニャイア選手と競り合いをした後、第3ラップでスリップ転倒した。

★4月28日(月)、ヘレス公式テストでは午前午後の両セッションで首位だった。

★同テスト後、マルク選手が次のように話した。

【テストでは79周回も走り込み…】
「テスト予定が色々とあったんで、試しまくりました。技術面は大幅なアップデートはなく、細かな改良が大量にあって…タイテストで試した物もありました。
今日はずっと好感触で、ポジティブなテストでしたね。」

【具体的に何を試したの?】
「ミシュランタイヤを各種試し、あと、電制の新システムも試しました。今後のレースのどこかで使う予定なんですが…アルゼンチンの土曜セッションでアイ・オグラが誤って使ってたシステムなんですよ。
プレシーズン中に既に試した電気デバイスもいくつか試したんですが、効果的な物もいくつかありました。」

【ところで、日曜決勝での転倒の原因は判明したの?】
「僕が自信過剰だったせいですね…二度と起きないよう僕が気を付けなければ。
単純に、コーナー進入の際に速すぎたんです…それは分かってたんですよね。膨らんでしまった時、走行ラインをキープしようと頑張ったんです…あの手の左折コーナーは調子が良かったんで。
左折コーナーでの初転倒なんですよ…持ち堪えられると思ったんですが、駄目でした。」

【エアロダイナミクスも関係あるの?】
「すぐ目の前に先行機がいると、ドゥカティ機はリアクションが変わってしまうんですよ…テスト走行中、そう言う状況に対処しておかなかったのが僕のミスですね。」

★チームメイトのフランチェスコ・バニャイアも、同様の説明をしていた。
ドゥカティ最新機は先行機のスリップストリームに入ると、空力的な影響を引き起こしてしまうとのこと。
おそらく、マシンを路面にきちんと接地させるため、カウル内部の空気の流れを極限まで管理して最大限のダウンフォース効果を得ている模様。
なお、ドゥカティ2024年機には同問題が発生しない模様。

(参照サイト:『Corse di moto』)

POSTED COMMENT

  1. ろすまんず より:

    加齢ですね

  2. yosi より:

    いやいや…
    転倒は昔(若い頃)から多いマルケスなんですけど?!
    当時から勝つか転倒するか…
    なんて言われてましたよww
    むしろドゥカティファクトリー1年目の今シーズンは過去の歴代マルクより転倒が少ないくらいですよ…
    チャンプまっしぐらでポール&優勝だらけの今シーズンなだけにレースでの転倒が非常に目立ってしまってるだけなんですね!

  3. 鯖通り より:

    GPデビューから全盛期に見せていた転倒直前のスーパーリカバーが最近減ってるのは反応(または体力)の衰えによるのか今の空力マシンの限界挙動はマルクの予想を超えて難解なのか判りませんね。

    どっちにしても転倒では無く走りでマルクを負かすライダーに現れて欲しいですね…ペッコかアレックスか、ヴィニャーレスか…?

  4. kai より:

    小椋選手がペナルティを受けた電制システムを使って大丈夫なんでしょうか?
    それにしてもエアロダイナミクスって複雑で開発も本当に大変なんですね。

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