
『バスティアニーニ:ヴィニャーレスは僕よりソフトな操縦だから…』
★4月25〜27日、スペインGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選18位、スプリント14位、決勝9位だった。現在、総合13位(−112ポイント)。
★4月28日(月)、ヘレス公式テストでは15位だった。
★同テスト後、バスティアニーニ選手が次のように話した。
【今日のテストについては?】
「一歩前進できました…強風だったのに、予選より好タイムだったんで。あと、新パーツもいくつか試して…小さく一歩前進って感じだけど、良い事ですよね。」
【どの辺に集中していたの?】
「セッティングや新パーツに関しては、それほど作業しなかったです…ちょっとした新パーツと、あとは組み合わせ作業ですね。まぁ、上手くいった物もあれば、そうじゃないものもあるって感じです。
僕はコーナーでのスピードを改善しなければならないんですよ…KTM機での、僕の弱点なんで。ファーステストラップに関しては、スリップした割には悪くなかったけど…まだ満足ではないです。
マシンの乗り心地がイマイチなんで、思うようにプッシュできなくって。もっと読み込んで、信頼感を掴むには…もう数週間はかかるでしょうねぇ。とにかく、新タイヤもユーズドも、僕の場合はグリップが一緒なもんだから。」
【例えば、チームメイトのヴィニャーレス選手とマシン交換して走ってみたりはしないの?】
「正直なところ、フレーム以外でマーヴェリックが何を試してたのか知らないんですよ。多分、僕と似たような物を試してたと思うんですが。
パワーコントロールは別々の物を使ってるんですが、彼のを使ってたら、タイムアタックはもっと上手く行ったかもしれませんね…まぁ、僕は第11コーナーでフロントが切れ込んじゃったんですけどね。
今のところ、マーヴェリックの方が色々と上手く扱えてるようで…僕も真似するようにしてます。ただ、現実的にはライディングスタイルが違うんで…まぁ、彼のスタイルの方が上手くいってますけどね。」
【そんなにスタイルが違うの?】
「彼の方がソフトなんですよ…僕は締めのアクセルがもっとアグレッシブなんです。
ハードブレーキングは、僕はいつも暴れ気味に差しかかっていくんで…なかなかリラックスして走れないんですよね。肩の力が抜けないんです。
しかも、コーナーリングの際のバンクが僕は深めで…でも、それだとグリップが落ちてタイムロスしてしまうんです。」
【次のフランスGPでは、何か新しい物が使えそう?】
「そうだと思うんですが…でも、それが何かは内緒です(笑)。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)